「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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初物好きも結構ですが。。。 

『一富士、二鷹、三なすび』
徳川家康が見たお目出度い初夢の順番だったとかと聞いたことがあります。
初物のなすを徳川家康が好んだことからとも言われています。
農家の目で気になるのは、やはり「三なすび」。

江戸時代の初物ナスがいつ頃出回っていたかは知りませんが、今では年中有りますね?
ナスに限らずトマト、ピーマン、トウモロコシなどなど、本来夏が旬の物ばかり。



この季節になると毎年『旬』に関することを書いているような気がして、何回も何回も書いて自分でもくどいな~、って思ってしまうのですが、どうしても書いてしまう。

冬野菜の出荷が一段落近くなると、巷のスーパーや青果卸業者さんは一斉に春物の仕入れに動き出す。


今、地産地消とか旬の野菜を食べようと、健康志向の消費者はもちろん飲食店も積極的に野菜をメニューに取り入れる。


しかし、私がお付き合いしている飲食店さん、特に新しいお客さんは「まだソラ豆は出来ないの? スナップ豌豆は?」と聞いていくる。

聞いてくる気持ちも分からんでもない。
青果業者さんは既にそうした野菜を卸し始めているから。



何回も書いて申し訳ないのだが、ここらの露地農家がそら豆や豌豆類を出荷しだすのはゴールデンウィークを過ぎたあたりだ。

今出回っているそら豆は主に鹿児島産で、鹿児島の農家さんには非常に申し訳ないのだが、ハッキリ言って味も素っ気も無い
それはコックさんも分かっていると思うが、初物先取りでメニューに載せている。
もっとも冬野菜が寂しくなる季節なので、旬と違うと分かっていても載せざるを得ないのが現状でしょう。


そこで5月になってようやく豆類を出荷しだすのですが、その時期では季節的にもう遅いと言われたことがある。
旬で一番美味しい時期であるにも関わらずだ。
 

さすがに古いお付き合いをしている飲食店さんは本当の旬を分かって下さるようになって、そうした事を言わないばかりか、今の時期はあまり時期外れの物は仕入れたくないと言ってくれるお店も増え始め、5年かかってココまで来たかと、地道な活動が功を奏して良かったと胸を撫で下ろす次第です。



日本人は初物好きである。
いや他国でもグルメな人というのは先取りで色々な初物食材を楽しむことが好きだと思う。


江戸時代のように流通が発達していない時期の初物と、今のように流通も発達して、尚且つ変な農業技術が発達して4ヶ月も前に出る初物では、同じ初物でも意味が違うと思う。


初物好きは結構だが、今一度初物の意味を再考してほしい物だ。



余談
菜の花の旬といえば今ぐらいだが、最近は12月初旬頃から出回るらしい。

竹の子の旬と言えば4月中旬頃からだが、最近は地中に電熱線を入れて地温を上げて竹の子に勘違いをさせて、正月前に出荷させるらしい。

イチゴの自然本来の旬は5月中旬です。
クリスマスでは有りませんし、3月のビニールハウスのイチゴ狩りも本当の意味での美味しさは味わえません。
愛知県でかなり安全性に拘ったり、自然栽培に挑戦している農家(某企業傘下)でさえ、今イチゴを出荷しているので僕からしたら信じられません。

文句を言い始めたらキリが無いので、余談はここいらで。。。



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