「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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一物全体 

一物全体

マクロビオティックで語られる『一つの食品を丸ごと食べることで陰陽のバランスが保たれる。』という意味の言葉だ。

お米なら玄米で、野菜なら例えば大根などは通常捨ててしまう葉から皮まで食べようと言う事だ。



実は以前から疑問に思っていた感覚の違いで、これを書くと購入していただいている方や、それを食してもらう方に失礼があるのではないかと思って、ず~~~っと書くのを躊躇っていたが、今回ある切欠が有りやはり書くことにした。

ちなみに今から書くことは非難をしているのではなく、こうしてくれたら農家としては嬉しいな~♪って事です。
勘違いしないようにね!


今回はうちで栽培している「赤からし菜」に纏わることでお話をいただいた。

最近はミックスベビーリーフなどで、他のベビーリーフと葉だけの状態でミックスされてスーパーなどで販売されている事もあるのだが、赤からし菜単体としては販売されているのは今のところ見かけていない。

うちの場合はミックスリーフとして加工販売する余裕がないので単体で飲食店さんや小売店さんに卸してしまうのだが、そこで利用した人がサラダに使おうと葉を千切ったら茎ばかりになってしまって、食する部分が少なくなってしまったとの話をいただいた。


最終的に食するのは消費者の方なので、販売される側の方も苦労されて販売しているのはよく分かるが、茎って食べれませんか?

私、家でももちろん赤からし菜を食べるけど、バリバリと茎まで食っています。

大根にしてもそう。
うちで大根を卸す時には「葉付きにしますか? それともカットしちゃいますか?」と聞いてから卸すけど、大抵のお客さんはカットして持ってきてくれと言います。

大根の葉って美味しいのにね。
菜飯にしたり、味噌汁やスープの浮き身にしたり、お漬物にしたり。
あるシェフなんか「あ、これ美味しいね。 サラダやパスタの具に使おっと!」ってな感じで調理してくれちゃうシェフもいらっしゃいます。


農家の感覚(僕だけかもしれませんが)からすると、こうして全てを使ってくれ事が凄くうれしい。
逆に先ほどのように茎は捨ててしまうとか、葉は使わないとか言われるとやはり寂しい思いがします。



一物全体。

マクロビのように陰陽がどうのこうのと小難しい事を言うつもりはありませんが、大根の葉やサラダ葉菜の茎も食べられますし、それ自体も野菜の一部であり、命が宿っている事を今一度考えてくれると嬉しいな♪って思ってます。



PS:先日知った事だが天皇家での通常の食事では、このように野菜全体を
   何かしら調理して食することが義務のようだ。
   昨年の在位10周年だったか、ご成婚○○周年だったか忘れたけど、
   その記念式典に呼ばれたビートたけしに、現在の天皇の料理番が「野菜の全てを
   使い切るのは大変でもあり、無駄なくどのように美味しくしてやろうか面白くもある」
   と語ったらしい。

   さすがは古代から農耕を司る大王(おおきみ)として続いている家柄だし、
   料理人もまた素晴らしい!
   一般庶民のほうが贅沢してませんか?


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