「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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白い粉 

連日の茹だるような暑さ!
先日蒔いた秋冬野菜第一弾のレタス類の発芽はイマイチ。

レタス類は35度を超えると著しく発芽率が悪くなる。
一応遮光ネットを張って、少しでも温度を下げる努力はしているのですが。。。




さて、秋冬野菜の苦労している話とは打って変わって、夏野菜の中で最後の登場になりました。

愛知の伝統野菜『早生冬瓜』

上のリンク中の写真とは何だが若干形は違うが、只今
早生冬瓜10/7/31①
こんな状態になってきました。

愛知県のHPによると最大で3kg程度との事ですが、実際に計ってはいないけど持った感じではそれ以上に感じます。



早生冬瓜の収穫の目安はいたって簡単らしく、表面に白い粉が吹いてくるのが目安らしいです。
早生冬瓜10/7/31②
ホラ! 手にペットリと白い粉が




ここで冬瓜のうんちくを。

冬瓜の歴史ですが、原産はインド、東南アジア。
日本では平安の御代から栽培されているのですが、いま巷でよく見る冬瓜の表皮はもっと緑色をしていないでしょうか?

この緑色の冬瓜ってのは「沖縄冬瓜」と言い、戦後に普及した品種です。
平安の御代から栽培され続けている大和(やまと)の国の由緒正しい冬瓜は、この早生冬瓜かもしくは近縁種になります。



この早生冬瓜、もともと当園のお取引先の京加茂さんのリクエストで栽培していますが、その京加茂の親爺さん曰く
『じつは、この「沖縄冬瓜」よりも風味が豊かでおいしい冬瓜があります。
「早生冬瓜」という品種で、愛知の伝統野菜に指定されていますが、実が熟すと表面に白い粉が吹くため、栽培されなくなり、現在では、「冬瓜」といえば、この「沖縄冬瓜」ばかりになってしまいました。』

と、ご自身のブログで仰っている。

また、違いが分かる舌の肥えたご常連のお客様からのコメントだろうか?
早生冬瓜を懐かしがるコメントを残されている。

この収穫適期になった最初の冬瓜ですが、通常でしたらまずは僕の口に入るところですが、今回に限っては来週の火曜日(8/3日)に京加茂さんに直行します。

恥ずかしながら、生産者である僕自身が早生冬瓜ってのを食べた記憶がないので、まずは親爺さんに早生冬瓜らしい出来になっているかどうかを確認してもらおうと思っています。



貴重な一個目のこと。
親爺さんなら大切に調理して、違いが分かるお客さんへも提供されるのではないかと勝手に想像しています。

平安の御代から栽培され続けている、昔ながらの、しかも自然栽培の早生冬瓜!
是非ご賞味あれ!!
 (今年はお試しでの栽培のため、量的にはあまり多くありません)




しかし何で白い粉が吹く位で、流通量が減ってしまったんだろう?
本当に沖縄冬瓜より風味豊かで美味しいなら、めちゃくちゃ勿体無い話だと思いませんか???


更にしかも、愛知県と言うのは冬瓜の生産量が全国でもトップクラスなんですけど、愛知の伝統野菜としてこの早生冬瓜があるのに、栽培されている大半が寂しいかな沖縄冬瓜なんです。

愛知県内のJAさん、愛知経済連さん、また役所関係の愛知の伝統野菜に関わる方々。
ハッキリいってPR不足過ぎですし、PRが下手糞です!
県内の各スーパーやメディアなどにもっともっと愛知の伝統野菜を売り込んで下さい。

そうしないと全国区はおろか、愛知県民でさえ愛知県に伝統野菜があることを知らずに、他県の有名野菜を買ってしまいますよ!

僕がこの小っぽけなブログでPRした所で、たかが知れてます。





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