「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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日照時間とスピード 

8月に入り、下半期の忙しさも本格的になりつつあります。
夏野菜の収穫と秋冬野菜の栽培準備が重なり、1年で一番忙しい2ヶ月間の始まりです。

毎年のことですがこの2ヶ月間は農園見学は休止させて頂きます。
体験農業は受け付けますが、本当にお手伝いをしてもらうのみで、ゆっくりとした応対はあまり期待しないでください。
私、テンパっていますので。。。



さて、8月の第一日目も曇りがちの空模様。
7月後半から陽が差してもちょっぴりの時間だけって日が多いです。

そうなると野菜の生育スピードはガクッと落ちる。

皆さん理科の授業で習ったはずですが、野菜(植物)は日光を浴びて光合成をして葉を茂らせ成長していきます。

しかしその日光がこの曇りがちの空によって遮られると、光合成が出来なく、或いは弱くなり、作物の成長スピードは途端に遅くなります。


何かの本で読みましたが、トマトは日照時間が1時間(あれ? 10時間だったかな?)少なくなると、10%近く収穫率が悪くなるのだそうです。



という事も重なり、トマトの収穫率は極端に悪くなっているし、その他にも今メインで出しているオクラ、なす、ピーマンなんかも成長が遅いです。

こんな時、例年ならジャガイモで売り上げをカバーするのだけど、そのジャガイモもあまり無いしね。。。

どうしたものか?





日照時間を別の方向から書きますが、オランダでは10a当たりのトマトの収穫量が日本の4倍くらい有るらしいです。

何故そんな事が可能になるかというと、曇りがちの日や夜間にライトを付けて絶えず光を当てているらしい。

電気代が掛かって仕方が無いとばかり思っていたら、どうやらソーラー発電による蓄電で賄っているとの事。
さらに余った電力は電力会社に買ってもらうそうで、高コストどころか、電気代でも儲かっているそうだ。

しかし、多分味は悪いんだろうね?
トマトは45日くらいかけてゆっくり樹上完熟してこそ、本来のグルタミン酸を含んだ美味しさが出てくる。

そんな24時間光を当てまくった急ごしらえのトマトに、グルタミン酸の旨み成分を感じる本来のトマトが出来るとは到底思えない。

日本のトマトも最近のものは旨みを感じることが少ないが、あれは色づく前に採ってしまう早採り収穫と、トマトトーンによる疑似受粉と成長促進のせい。




ところでまた話を別の角度から書くと、フルーツトマトは何故あんなに高いのか?

もちろん味が良いからと言う意味もあるけど、農家的立場から見ると畑の占有時間が早採りトマトより倍以上に長いと言う事もあります。

長く畑に置いておけば、時間というコストがそれだけ掛かっている事になります。

と言うか逆の見方をすると、今の市況で付いている大玉トマト1kgあたり350円前後の安い値段は早採りしてしまったトマトが基準になっていて、本当の価値を売っていない証の値段だとも言える。

だから真っ赤かに完熟したリコピンたっぷりのトマトの値段が高いのはいた仕方が無いと言うことです。




第4期・自然栽培による農業研修生を受付中です。
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