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「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

古代のロマン? 

 以前、僕のブログの読者さんから自然農法と有機農法の違いが今一判らないと言うコメントを頂いたことが有ります。
今年も気合いを入れる意味でまずは原点に帰って僕なりの自然農法ったぁー何ぞやって事を改めて書いてみようと思います。

この自然農法って言う考え方は昭和10年頃に岡田茂吉氏と言う宗教家の方が提唱した農法らしいです。(最近知りました)

 現在もこの方の考え方を継承した団体があるのですが、そこのホームページを見ると安全に作られた堆肥などは使ってよいと言うことになっています。

 僕の考え方だと自然農法って言うよりはむしろ古代農業と言った方が良いと思っています。
単純に言えば古代の人々が種を蒔いて肥料も堆肥も施さず、勝手に野菜が大きくなるのを待つ、って位の考え方の農法です。
 少し前に話題になったど根性大根も、何もあげなくても育っていましたよね?

 じゃあどうしてそうなるの?って言うと元々土には野菜が育つ力となるものが沢山あるのです。
例えば野山の草木や森などは誰かが肥料や堆肥をあげたのでしょうか?
昨今の近代農法は肥料や堆肥を与えて過保護に育ててきているのです。だから何か病害虫の被害に遭うと農薬と言う処方箋をすぐにあげてしまう。
 自宅の周りを見て勝手に育ってきている雑草達は何故いつも元気に育ってくるのでしょうか?

 自然農法はそんな単純な事から生み出された、いや復活した農法なのではないでしょうか?
 野山の草木は落ち葉や枯れ草が、虫や小動物の死骸や糞を土着の微生物や菌がそれらを長い時間をかけ分解して堆肥にし、土に栄養分を戻していきます。
 
 な~んだ、結局は堆肥じゃないか!
それなら普通に堆肥やら有機物を入れる有機農法でいいじゃん!って思われる方もいらっしゃると思いますが、現在の家畜糞堆肥には何が入っているか分かった物じゃありません。
抗生物質しかり、その抗生物質に耐性をつけた凶悪な菌などがある可能性が取り上げられており、しかもそれらは良い微生物の力を持っていても倒せないそうです。

 また有機農法との違いは外からそれら有機物を畑に投入し強制的に改良するのでは無く、畑にある雑草や作物の残渣にお手伝いしてもらい、畑に昔からいる微生物達に最大限にお手伝いしてもらい、ゆっくりと改良していく事だと思っています。
 僕の畑では堆肥など入れていませんが、堆肥を入れた畑と同じような匂いがしてくるようになって来ました。

 そうすることで外部からの要らぬ病原微生物の数が減り、丈夫で害虫にも食べられにくい作物が育っていくと信じています。

 そして耕しません!!
これも自然の野山を耕す人がいないのと同じで、自然の野山もミミズや微生物が土を柔らかくしてくれています。
耕せばミミズやその他の微生物の住環境を壊す恐れがあります。

 そんなことからある面では、野菜はほったらかし状態でワイルドに育っています。
これからもそのワイルドな野菜たちをより多く作り、レストランだけではなく
普通のご家庭でも食べていただけるようにしていきたいものです。

 稚拙な長~い文章を読んでいただき有り難うございました。
僕なりに思っている自然農法と有機農法の違いが分かっていただいたでしょうか?
まだ、何だかよ~く分からんと言う方、イヤイヤこう言う違いなんだよとのアドバイスなど遠慮なくコメントしてください。

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Comment

Name - シンヤン  

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☆あけましておめでとうございます☆
実はボクも自然農法と有機農法の違いはあまり理解してませんでした。なるほど、よくわかりました(^^)
しかし、耕しもしないっていうのは意外でした~。
まさに自然のマンマですね。
それで思い出したんですが、美味しいトマトをつくるにはわざと厳しい条件下で育てて、水分もあんまり与えないというものですが、植物の生き残ろうとする生命力を利用したものですよね。
それと通じるものがある気がしました。
2006.01.05 Thu 13:12
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Name - 耕作人K  

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 @シンヤンさん へ
 あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。 
 最近はトマトに限らず、水分を控えめにして味の濃い野菜を作る傾向にあるようです。
近所の普通の農家さんもそのような作り方をしています。
 水分を減らすことによるもう一つのメリットは、
作物自身が水分を求めて根を伸ばすことにあります。
 そうすることで生命力が強くなり結果として病害虫に強い野菜が育っていきます。
また稲など高くなるものは倒伏の率が少なくなります。
 今問題になっているマンションの基礎的な構造をしっかりと作るのに似ていませんか?
 尚、トマトに水をあげないのは原産地である南米のアンデス山脈の乾燥した気候を作ってあげていると言う側面もあるのです。
2006.01.05 Thu 17:10
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Title - 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006.01.06 Fri 00:48
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Name - 佐藤健一  

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こんばんは!
今年も宜しくお願い致します。
いいテーマですよね。私も今の日本の表示方法もそうですが、農産物に対する具体的な栽培方法を知らないためや、マスコミの報道の仕方にも問題があると思っています。

無肥料、無農薬、有機の段階、農作業の実態(これが一番大切だと思うのですが)

自然農法といってもピンキリですからね。
でも、最初から無肥料というのも恐い感じもするのですが、やっておる耕作人さんは凄いですね!

ネット販売でも売らんが為の謳い文句には参りますよね。具体的で身近に感じる耕作人さんは貴重な存在ですよ。
2006.01.07 Sat 03:17
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Name - 耕作人K  

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 @佐藤さん へ
 農業に携わるようになって一番ビックリしたのは有機JAS法。
 それまで有機野菜といえば全く農薬を使っていない野菜ばかりだと思っていたのですが、20種類位(でしたっけ?)の許認可農薬があると言う事でした。
 多分そんなこと一般消費者は知らないと思うし、健康オタクの僕の相棒Yちゃんでさえ知りませんでした。
 どんな薬が許可されているのか知りませんが、本当に安全なのでしょうか?
 ちょっと調べてみます。
2006.01.07 Sat 21:02
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Name - せんめい  

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耕作人kさんの自然農は不耕起だから福岡正信さんの農方に近いものなのでしょうか?
2006.01.10 Tue 12:58
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Name - 耕作人K  

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 @せんめいさん へ
 福岡正信さん?・・・何か知っている名前と思い調べてみたら、思い出しました「わら一本~」の先生ですね!!
そうですね、基本的にはこの先生の理論をまねしてると思います。
あと文中にもありますが岡田茂吉氏の考えもミックスされてます。
でも僕の畑は未完成で、まだまだ先は遠いです。
2006.01.10 Tue 20:42
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