「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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5~6年目 

昔話も後半に入ります。


4年目を終了する頃には3反の畑では「う~ん、手狭になってきたな~」と感じ始めてたのですが、同時に不耕起栽培の問題点が顕著になってきた。

具体的にいえば種まき、定植時の雑草の処理。

これは種を蒔くときに生えている雑草の葉を処分するのと同時に根も切らなきゃいけない、定植時も同様だ。
根っこまで処理するのは鎌による草刈だから、当然中腰やしゃがみ込んでの作業を延々とすることになり、腰への負担は相当な物であるし、時間をやたら食う。
(想像し辛いでしょうから、こちらの種蒔きの様子をご覧ください。)

改善策は播種機を使うことだが、播種機を使うにはトラクターで綺麗に整地した状態でないと、少しでも残っている根に播種機の部品が当たり使用できない。

また苦労をして雑草と根を処理して種やら蒔いても、芽が出るころにはその周りにある雑草の生育が早すぎて、結局埋もれるか、また腰への負担を増やして草刈りに時間を費やすか?だ。


もう一つの問題点はは玉ねぎやニンニク栽培で、マルチを張らずに栽培すると超長期栽培の玉ねぎなどは常に草刈りをしていないと直ぐに雑草に埋もれてしまう。


とにかく作物の生育初期に影響が出る時点での雑草処理は、大きな問題となっていた。
不耕起栽培ならではの良さもあったが負の面が多すぎて、トラクターやマルチャーなどの導入を考え出していた。



そんな5年目に突入しようとしていた所に3反近い面積の畑を借りることができ、一気に6反の面積を保有することになった。

これはもう手作業では無理と踏んで、いよいよトラクター購入を決心する。

しかし金は相変わらずないし、ローンを組んで新品を購入するほどの売り上げもないから中古を探し始めた。

ちなみに農業会議所などお役所機関に新規就農を相談しに行くと、500~1000万円の資金を作りなさいと言われるが、これは全て新品の農機具をそろえた場合の金額であって、中古で掘り出し物があれば100万円以内で農業機械はそろえる事ができる。

そして僕が揃えたのが
2WDのトラクター10万円。
新品の1本爪サブソイラ14万円。
中古のマルチャー7万円だった。


とにかくトラクターの仕事は早かった。
今までの家庭菜園用の小さな耕運機で1反全てを綺麗に耕そうと思うと2~3日掛りだったのが、雑草が少ない良い状態であればわずか2時間で済んでしまう。

マルチも使用するから玉ねぎとニンニクの雑草処理も格段に少ない時間ですむ。

そして何より播種機による種蒔きができるようになったから腰への負担軽減はかなりの物だった。



この頃になるとお客さんもまた増えてきた。
作付け量が限られているから請われればどの店にも卸すことができると言う状態ではないけど、5年目には2桁近くの取引件数になって、売り上げも多少なりとは見込めるようになっていた。


6反の面積になると当然午前中にアルバイトをしていては作付け管理ができなくなってきていたので、ここで農業一本で飯を食っていく決心をつけた。

もちろん不安だらけだ。

台風が来て作物がポシャっちゃたらどうしよう? 病虫害で収穫にいたらなかったらどうしよう?
不安を上げればキリがないけど、とにかく一歩を踏み出さなければ先は見えてこない。


しかし蓋を開けてみれば何とか乗り切れるものだし、乗り切れなさそうでもどうにか知恵を絞って乗り切れるものだ。



6年目、人生の一大変化があった。
息子の誕生だ。

それまでは適当に人生乗り切れれば良いと思っていたが、ちょっとと言うかかなり状況が変わった。

僕の営農計画では10年かけて一町歩の面積まで持っていくつもりだったが、そんなゆっくりとした事は言っていられなくなった。


と同時に、5年目を迎えるに当たって購入したボロボロ中古のトラクターなどに、さらにガタが来ていた。

また2WDのトラクターでは少しのぬかるみと傾斜があると狙ったラインを走行するのが難しいというマイナス面があって、しばしば時間を取られることもあった。

また刈り払い機による草刈りは雑草を長いまま刈ってしまうので、トラクターのロータリーに雑草が絡まり、その雑草を取り払うのに多大な時間を費やすこともあり、これも悩みの種となっていた。

そして6年目に入ると更に何件かの新規のお問い合わせがあり、6反の面積では対応が出来なくなって来ていた。




第4期・自然栽培による農業研修生と、プチ農業研修生を受付中です。
詳しくは左横プロフィール欄の上段にある研修生受付をご覧ください。



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