「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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自然栽培と土質選び 

うちの畑は計7箇所に別れているが、自動車での移動時間5分以内に抑えている。

2t車でも持っていればもう少し離れた場所の畑を探すことも可能だけど、自動車での移動に5分かかるということは、トラクターで移動すると15~20分ほどかかってしまって、移動時間のロスを考えるとこれが限界の距離になってくる。


その僅か5分圏内の畑同士だけど、土質はさまざま。

砂地に近い砂壌土もあれば、粘土質に近い砂壌土もあるし、陶器ができそうな粘っこい粘土質の畑もあるし、瓦礫(岩石?)交じりの粘土質の畑や、減反水田に客土したような畑もあったりです。



慣行農法でもそうだけど、自然栽培は特に土質選びは慎重に見極めたほうが良い。
自然栽培は野菜に負荷がかかる栽培方法だから、野菜の生育本能に合っていない畑を選ぶと、途端に出来が悪くなることがあるからです。


たとえば慣行農法なら粘土質の畑に玉ねぎを栽培したとしても、化学肥料の力で大きくすることができるけど、玉ねぎは本来ならば砂地に近い砂壌土の方が栽培するには向いている。

これが自然栽培だと化学肥料や堆肥を使えないので、玉ねぎにとっては水分過多で酸素不足になりがちな粘土質の畑はで良い生育環境にはなり辛く、堆肥も使わずに如何に粘土質の畑なりに環境を整えてあげられるかが、人の役割になります。


他にたとえばトマトなら水分の多い粘土質より乾きやすい環境の畑のほうが良いし、同じナス科でも逆に水分を多く必要とするナスなら粘土質に近い畑のほうが向いているし、もっと水分を欲するような里芋なんかは水田の跡地で作っても良いくらいだ。


耕転作業や芋を掘るなど土を掘り起こすことを考えると砂地に近い土質のほうが扱いやすいけど、野菜の食味の向上には多少粘土質も混じっていた方が良いこともあるから、その点の土質選びの判断基準は作りたい野菜の性格を良く知ることが重要になってくる。



新規就農で自然栽培を行おうと、とにかく取り合えず畑を確保し、土質に合っていない野菜を無理に栽培して失敗した例をいくつか見てきた。


確かに作りたい野菜もあるだろうが、土質にあった野菜の栽培も選択に入れるべきだろう。



ちなみにうちの畑でもっとも条件が悪い土質は礫交じりの粘土質の畑だが、豆類とアーティチョークが栽培されている。

A級の砂地に近い砂壌土の畑は何を栽培してもそこそこの物が生るが、そこには絶対に失敗したくない稼ぎ頭の野菜が鎮座おわす事が多いです。


とは言え限られた面積の畑の中。
本来の性質とは違う土質環境で栽培をしなければいけない状況にも置かれてしまうこともあります。

うちの玉ねぎは陶器が出来そうな粘っこい粘土質の畑で栽培されています。

そんな悪い環境の中でも栽培を成功させるために色々と工夫を凝らしていますが、今年はどうなることでしょう?
ちなみに去年はなんの工夫も凝らさなかったから失敗しました。



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