「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

市況見ていますか? 

自然栽培や有機栽培、特別栽培も含め、そうした栽培方法を選ぶ農家の多くが会員制の宅配会社や小売店なんかに卸したり、僕のように飲食店に卸したり、一般家庭にネットだったり朝市などで直売をしたりしていると思う。

理由は様々だろうが、その中には農協に卸して色々な手数料を取られるのが嫌だと言う人も中にはいるだろう。

例えば市況で大根が1本につき100円付いたとすると、農協等に手数料を持って行かれて農家の実際の手取りはその50%程度、つまり大根1本につき50円位しか売り上げが立たず、それでは嫌だと直接販売に流れる部分は大いにあると思う。


さて、当園の研修生が先日名古屋の中心部でやっている朝市を見学しに行ったそうだ。

そこで市場調査もかねて参加農家が幾らくらいで野菜を販売しているかも確認してきて報告をしてくれた。


ちょっと具体的に書きます。

Aと言う有機農家(全く知らない人)さんが、1袋120g入りのスナップエンドウを100円で販売していたそうだ。

kg換算すると1kgあたり833円になります。

そして今日現在の東京のスナップエンドウの市況を見ると、kgあたり1500円ついてます。


僕からみると言葉が悪くて本当~~~に申し訳ないが、このAさんと言う人は「自分自身の価値を下げて、アホか!?」と思えます。

せっかく有機栽培と言う付加価値を付けて苦労してスナップエンドウ作ったんだろ?
じゃぁ、なんで慣行の野菜相場より安い値段で販売するんだ?
それはアンタの価値だけじゃなく、有機栽培や自然栽培、こだわった作りをしている農家の価値を下げる事に貢献(?)してるんじゃないの?

と思えてくるわけです。


僕がブログに相場表をリンクしているのは、こうしたこだわりの農産物の価値を下げる愚行を無くしたいが為です。

せっかく苦労して栽培した安心安全で美味しい農産物を、慣行の農産物より安くもしくは同等の価格で販売する必要なないと思っている。

僕はこの相場表だけではないが、これを1つの参考資料として卸価格を決めています。

この相場表はあくまで慣行農法で栽培された農産物の価格ですが、今スナップエンドウの価格がkgあたり1250円なら、僕は必ずそれ以上の価格で卸します。

だって肥料を上げないから大きく育ちにくいし、収量も少ないし、病害虫の恐れもあってヒヤヒヤしながらも徹底して無農薬にこだわる心労と、美味しく、しかも安心して食べていただけている自負がある!


これからこだわりの農業を始める人、既に始めている人、偉そうだが一言申し上げたい。

相場を良く知れ!

毎週1回欠かさず相場をチェックしていたら、平均値も見えてくる。

そうすれば慣行農産物の相場より安く販売したりする気も起らないだろうし、相場を知っていれば買いたたかれるリスクも少なくなるだろう。

この8年間相場を見てきたが、慣行農法のスナップエンドウの平均相場はおおよそkg/1100~1200円前後です。

仮にkg/1900円で販売したとしても、一般小売スーパーの慣行スナップエンドウよりちょっと高いくらいの値段になってしまいますが、有機栽培と言う付加価値を加味すれば消費者にしてみても逆にkg/1900円は安いのではないでしょうか?

今まで見てきた中で、何年か前に一番高値相場が付いていたときはkg/1800円ついてました。
そして上記のAさんの販売価格は僕が見てきた中の、最安値を割るか割らないかくらいの恐ろしい値段です。


PS①:
今回文中でキツイ言葉も使用しました、ゴメンなさい。

PS②:
僕はなにもボッタクリの価格をつけろと言っているのではありません。
付加価値に見合った適正な価格を考えてみましょう、と提案しているだけです。



スポンサーサイト

Comment

Add your comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。