「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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中間マージンをどう考える? 

前回の記事の続きのようなネタになります。

農産物が生産者から消費者に届くまでのごく普通の流通の流れでは、

生産者 →農協 →運送業 →市場(各地の中央市場のような所) →中卸し業者 →小売店 →消費者
もしくは             →市場 →小売店 →消費者

のような感じで、消費者に届くまで何件もの業者が入り、中間マージンを得ながら最終的に消費者の手元に届くころには60~80%ほど生産時より高い値段で小売されます。

わかりやすく書けば前回も書きましたが、生産者は1本の大根につき半分弱程度しか手取りが無く、残り70%程度の上乗せされた価格で消費者がスーパー等小売店で大根を購入することになります。

大根1本のうち半分以上は中間マージンだと思ってください。

予め書いておきますが中間マージンが悪いといっているわけではありません。
世の中そうした流通経路がないと行き届かない場合もありますから。


こだわりの栽培で直売をしている農家の多くを見ていると、『生産者 →農協 →運送業 →市場』のここまでで価格をつけ終えていることが多いように思います。

市場についた相場価格から農協等が販売手数料を差し引いた額が慣行農法の農家さんの儲けなのですが、元来はこの価格で農家は我慢していたのです。

流通の流れだから仕方が無い、と。

しかしこだわり栽培をしている多くの農家さんはそれでは割が合わんと、ならば直売という形で農協から差し引かれていた手数料分だけでも価格に上乗せさて販売できないか考え、こだわりの農産物を市場相場額とほぼ同じ価格で直売していることが多いように思えます。


僕はそれで良いのか?と疑問を持っている。

消費者に直売するために例えば慣れないパソコンでホームページを作ったり、あるいはわざわざガソリン代やショバ代を使って朝市に出店したり、あるいは飲食店や卸業者へ慣れない営業をかけたりと、元来のように販売は農協任せと言う農家とは違う労力を使っているはずだ。

その労力を加味すれば、最低でも
『生産者 →農協 →運送業 →市場 →中卸し業者』
このラインまで労力を使っていると見て価格を設定しても良いのではないだろうか?

平たく言えば市場相場の1.3~1.5割り増し、あるいは物によっては2倍の価格帯に設定させてもらっても良いような気がしています。

消費者にとって大根が1本100円の価値であれば、100円の価値で直接販売したくないですか?
そして100円の価値のものを100円で販売しても罰は当たらないような気がしますが。。。


それを気にかけ安売りしている世の中が、今のデフレスパイラルなのです。

その昔、経営の神様といわれた松下幸之助の言葉だったと記憶していますが「適正価格で販売することこそが正常な経済だ」みたいな文言を見た記憶があります。

僕はデフレスパイラルに陥るなというように捉えています。


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