「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

農法による違いはあるか!? 

巷にはたくさんの農法があふれてる。

僕が取り組んでいる自然栽培(自然農法)や、有機農法、炭素なんちゃら、竹チップなんちゃら、減農薬等の特別栽培、いわゆる普通の慣行農法。

なんちゃらってのまで入れると無数にあるので、大きく分けて無肥料無農薬である自然栽培、有機肥料は使うが化学農薬を使わない有機栽培、化学肥料も化学農薬も使う慣行農法と三つに分けたとします。


最近ある話を読むと慣行農法だろうと、有機だろうと、美味しさと言う点に関してさほど差がないといわれています。

化学肥料も化学農薬も適切適量を使えば残留することはないのだから、出来上がりの結果は同じだろうという言い分みたいです。

むしろ美味しさが決まる条件は品種、栽培適期、鮮度が重要で、農法による差異はほとんど無いのではないかと書かれている。

データを駆使したり、どこぞの学者が書いた論文の引用を利用したその説得力ある文章を読んでいると、僕でさえ「おお~、そうか、そうか!」と思わず納得しかけてしまったりします(笑)




美味しいと感じる能力というか、味覚の質は個々人による差があるから、ここからはあくまで僕個人の見解になってしまうが、僕は農法による美味しさの差はハッキリ出ると思っている。

もちろん品種、栽培適期、鮮度というのは非常に重要でこれらである程度決まってしまうのは同じ考えだが、その中でも特に同じ栽培時期、同じ鮮度であっても、品種が違うだけ同じ野菜が全く違うというのもあるので、品種選定は特に重要だと思います。
(品種を分かりやすく例えると酸味が少ない桃太郎トマトと、酸味が多いファーストトマトみたいな感じ。)



さて上記3つの条件がすべて同じでも味の差が出てくるのが農法の違いだと思っています。
以前こんな事がありました。

僕が自家採種した野菜の種をある兼業農家さんに分けて上げたことがあります。
兼業農家とはいえ農家歴は僕よりウンと長い方なので、栽培技術自体は僕よりウンと上の方です。

その方は自然栽培とか有機栽培ではなく、普通に化学肥料と化学農薬を使用しその野菜を育てました。

その方の畑の土質によったのかも知れないと前置きしておきますが、明らかに味は落ちました。
舌がピリピリするような感じがあり、甘味も少ない。

その方がうちで栽培していたある他の野菜を気に入り、自分で同じ品種の種を購入して栽培しました。
やはり舌がピリピリするような感じがあり、甘味も少ない。



また農法の違いにまったく先入観も知識も無い幼い子供に野菜を食べさせたとします。

多くの幼い子供たちは、おそらく自然栽培や有機栽培の野菜のほうが美味しいと答えるでしょう。
よくニンジンやピーマンが苦手だった子供が、有機とかなら食べることが出来たと聞きますが、正しくそんな感じです。
 (まあ、中には本当にニンジンが嫌いな子も過去にいたが。。。)


ですから、個人的には農法による美味しさの差はあると思います。

農法による味の差なんかないよと思う方。
やはり味の差は出るよね、と思う方。
どちらの話に共感するかはあなた次第。



第5期自然栽培研修生の募集を受け付けています。
詳しくはブログ左上段の案内をクリックしてください。



スポンサーサイト

Comment

Name - 同業者A  

Title - 

慣行と無農薬の農法による味の違いは勿論あるし、さらに同じ農法でも個人個人、その地その地で違ってくるものでしょう。
 
科学的な分析はともあれ、個人的には、消費者が感じる「作物の持つ(発散する)ストーリー(生き様?)」が、実は美味しさの一番の決め手だと思っています。
2013.01.26 Sat 12:11
Edit | Reply |  

Name - 耕作人  

Title - 同業者Aさん

>「作物の持つ(発散する)ストーリー(生き様?)」
確かにこれも美味しさの一つですね。

2013.02.02 Sat 12:36
Edit | Reply |  

Name - 畑ちがいのママ  

Title - 応援します!

はじめまして。
先日行ったワインバーでこちらのことを知りました。

つらつらと眺めていたら、なんだかすごく同感したので
思わずコメントしたくなりました。

うちでは宅配を利用して、有機や減農薬野菜を毎週取り寄せています。子どもの頃からその野菜で育った息子は、例え新鮮でも他で買った野菜を食べると「これ、味がしない!」と言います。

以前、練馬区に住んでいた頃、宅地栽培をしている農家で採れたてのトマトをいただいたことがあります。
新鮮さはピカイチ、でもトマトが水道の味でした。

大地の持つエネルギーみたいなものが、味となってちゃんと違いに表れると思います。いや、確かにそうです。
美味しい野菜づくりには、大変な苦労があると思いますが、頑張ってください。応援します。
2013.02.08 Fri 22:14
Edit | Reply |  

Name - 耕作人  

Title - 畑ちがいのママ さん

コメント有難うございます。

下手に農業の知識があると、やれ土のミネラルバランスがどうの、化学肥料の適正な扱いがどうの、残留農薬の危険性・品質への影響は数値的には問題ない・・・等々、語られる専門家的な人も数多くいらっしゃいますが、子供の感想というのが一番信用できるように思います。

グルメなお子さんに育ててくださいねv-290

> はじめまして。
> 先日行ったワインバーでこちらのことを知りました。
>
> つらつらと眺めていたら、なんだかすごく同感したので
> 思わずコメントしたくなりました。
>
> うちでは宅配を利用して、有機や減農薬野菜を毎週取り寄せています。子どもの頃からその野菜で育った息子は、例え新鮮でも他で買った野菜を食べると「これ、味がしない!」と言います。
>
> 以前、練馬区に住んでいた頃、宅地栽培をしている農家で採れたてのトマトをいただいたことがあります。
> 新鮮さはピカイチ、でもトマトが水道の味でした。
>
> 大地の持つエネルギーみたいなものが、味となってちゃんと違いに表れると思います。いや、確かにそうです。
> 美味しい野菜づくりには、大変な苦労があると思いますが、頑張ってください。応援します。
2013.02.09 Sat 12:51
Edit | Reply |  

Add your comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。