「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

金の力で解決出来ることは金で解決すれば良い 

本日のタイトル、最近研修生に対して冗談交じり(イヤ、本気か?)でよく語っています。

『金の力で解決出来ることは金で解決すれば良い』なんてこの言葉だけ聞くと、僕が傲慢な嫌らしい人間なんじゃないかと思ってしまうかも知れないけど、話の前後を入れるとこうだ。

要は経営作業効率を上げる為には、時として必要だと思う機材・資材に対して積極的に投資しなさいと言うことを話してるんです。


一例を挙げましょう。

この時期は夏野菜の発芽を促進させるために、周りの環境または育苗土の温度をあげてやる必要がある。
大方の夏野菜の発芽適温というの25℃~30℃前後なので、こんな寒い時期に発芽させようって行為自体に無理がある。

しかし2月位に種を蒔かないと、7月頃から夏野菜の収穫が始まらない。
気温があがる4月くらいに種を蒔くとどうなるか?
夏も半分過ぎた8月頃からしか夏野菜が採れない。
これでは収穫高(収入)は激減してしまう。

そこで工夫をして温度を上げるわけだが、エコを目指す多くの農家が選択するのが『堆肥温床』。

これは堆肥の発酵熱を利用して温度を上げるわけだけど、落ち葉を集めて糠など振り、水分を与えて踏み込みながら堆肥を作っていく。


糠はともかく落ち葉はどこかに行って集めなきゃならない、しかも大量に。
しかも役目が終われば今度は畑なりに堆肥を撒く作業が待っている。


この代わりに電熱温床マットを購入すれば、確かに初期投資と一定期間の電気代はいるけど、落ち葉を集めたり発酵するまで踏み込む労力と時間をほかの作業に当てられる。

堆肥温床を作ったことがないからどれだけ大変でどれだけ時間がかかるか詳しくは知らないけど、恐らく電熱マットを購入したほうが長いスパーンでみれば得なんじゃないだろうか?

もしくは発酵中の堆肥を堆肥屋さんから仕入れるとかね。

それで効率が上がり収入面もアップして投資した金額分の価値が回収できれば、トータルで得した事になるんじゃないだろうか?
こう言うことを話しているわけです。


とは言ってもね、堆肥温床を自分で作るのを気に入っている人はそれを続ければ良い。

堆肥温床の話に限らず、経営作業効率を上げようともがくのが好きなら何か便利な資材に頼れば良いだけの話です。


ちなみに、うちの育苗ハウスの近くには電源がないので電熱マットは設置できません。
その代わり堆肥温床ではない別の方法で温度を上げて遣り繰りしようと試行錯誤しています。
そして今年はかなり温度あげてます。
夜間気温も20℃くらいは維持してるし。



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Comment

Name - ダニーロ  

Title - 

電機屋に頼んで三相でも引っ張ってもらうのはどうでしょうか
大した金額にもならないので長い目で見なくとも得だと思いますが
電柱は東電なり中電の負担で建ててくれますし
2013.02.04 Mon 13:18
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Name - 耕作人  

Title - ダニーロ さん

アドバイス有難うございます。
電柱・・・実費かと思ってましたが、よく考えたらそうですよね。

発芽の設備は今年も電熱マットを使わずに自分なりに新しい方法を試しているのですが、これが思いのほか良い成績なので、今年の方法を続けるつもりです。
電熱マットより初期投資安いですし。
2013.02.04 Mon 21:38
Edit | Reply |  

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