「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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味わいは心で理解する 

一部の慣行農業者、有機農業者、バイヤー、その他食に関わる人たちにこんな考えがあるようです。

提案者のコラムブログです。

『美味しい』を数値に表したいそうです。
背景には有機栽培や自然栽培の農業者が「美味しい美味しい」を連発するので、慣行農業者さんがそれは違うのではないか?と言う疑問を持っている事があるのかもしれません。

農産物(植物)は有機質の肥料やらをあげても結局微生物などが無機質の栄養素にかえて成長するのだから、化学肥料を施す化学農法の世界では、最初から無機質の化学肥料を使っても味や栄養価に変化はないだろうと言う思いがあるようです。


さて数値化。
別段悪いことではないと思いますが、強烈に違和感を感じます。
そもそも美味しいという感覚は人それぞれ。

また同じ生産者であっても畑が変われば微妙に野菜の味も変わってきます。
それはどの農法をしようが同じだと思います。

また提案者の文中に糖度を引き合いに出していますが、たんに甘いといっても色々な甘さがあります。
例に出していえば木村さんのリンゴはさして甘くないです。
普通に出回っているリンゴの方がよっぽど甘いです。

木村さんのリンゴは僕にとっては優しい甘さで体に馴染むように食べやすいのですが、普通のリンゴは甘すぎて僕には合いません。
こんな感じで糖度が高けりゃ良いって言うモンでもないと思います。

またトマト。
うちのトマトはせいぜい糖度が8度弱くらいだと思いますが、同じような糖度8度のトマトでも、酸味やトマトの旨味成分のリコピンの量でもまったく印象が変わってきます。

何回か書いていますが甘さにもグラニュー糖のような粘っこい甘さと、和三盆のようなすっきりとした甘さがあります。


とはいえ、数値で表示するというのは視覚を通して頭で理解できるので、農産物のことにほとんど詳しくない人にとっては分かりやすいのかもしれません。

しかし僕にとってはやはり違和感を感じます。


ある本にこんな感じの言葉が書いてありました。

味は頭で理解する。
味わいは心で理解する。

僕は味に関して数値こそが全てなんて感覚は好きではありません。
木村さんのリンゴのように体にス~っと馴染むような、心で感じる味わいある野菜を育てていきたいです。



追伸:
①栄養素に関しては数値で表しても良いのかな。。。
②無償で数値を計ってくれるなら協力しますよ(笑)


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