「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

奇跡?…とは思ってない 

遅ればせながら、話題(?)の映画、木村秋則さんの自然栽培リンゴの挑戦を描いた『奇跡のリンゴ』について。 

予告編を見ただけで、そして予告編内のあの子供のセリフを聞いただけで涙が滲んでしまいます。
んが!…それだけです。
わざわざ映画館に足を運ぼうとも思いません。


自然栽培での就農当初、それはそれは木村さんなどに影響を受けました。
一応木村さんが原稿を書いた最初の本(以後はゴーストライターが書いたもの多数と言われてる)も持ってます。

野菜と果樹と言う違いは有るものの、無肥料・無農薬の自然栽培はだれでもできます。
自然栽培どころか農業というもの自体が独学の僕が言うんだから間違いないです(多分…)。

ただやはり最初の数年は収穫が少量とか販路がないとか苦労しますから、そこを乗り切る気力があるかどうかが問題なだけです。
僕が木村さんを凄いと思うのはこのただ一点だけです。

もう一点は自然栽培という名称の農法を世間一般に広めてくれた事ですかね?
木村さんのTV出演以降に自然栽培で就農した人たちは、認知されると言う努力は僕らの就農世代より少ないはずです。


先にも書きましたが自然栽培はだれでもできます。
たとえばその技術(?)のなかで麦や大豆を蒔くなどは、農業の歴史を紐解けば別に珍しいことでもなんでもありません。
トラクターとかない時代、それこそ江戸時代とかなら当たり前の技術です。
TOKIOの番組「ダッシュ村」でも技術指導のアキオさんがやってました。

そして作物の生理、土壌の状態など細かく観察していけば、おそらく麦や大豆なんか蒔かなくても自然栽培はできます。
実際ぼくはそんなモノ蒔いたことはありません。
面倒ですから。

研修生にも良くいいますが、僕は木村さんをある意味での目標とはしていても、収穫に至るまでのその我慢強さは尊敬に値しますが農業者としては殆ど尊敬していません。

だから奇跡のリンゴを奇跡とも思ってないです。

それよりも講演や技術指導で各地を飛び回っている木村秋則さんに代わって、リンゴ畑のほとんどを世話している奥さんのほうがよっぽど尊敬に値します。


PS:
最後に言いたい。
木村さんと言うことではないが、木村さんの名を利用して一儲けしようと周囲が鬱陶しいと思っているのは僕だけだろうか?
今回の映画もその一つ。


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