「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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ふんわり柔らか 

ちょっと前に書こうと思っていたネタですけど、ちょうど元研修生が書いていたので先を越された感じですが書いてみましょう。



基本的に育苗ポットの土は自分のところで作ります。
ま、中には試しで市販の土を使うこともありますが。。。。


育苗ポット、育苗トレーにかかわらず、僕が土を詰めるのと、研修生が土を詰めるのでは、その後の発芽率や生育に差が出てくる事がしばしばです。

目分量とは言えだいたい畑の土と植物性堆肥の割合は2:1。

その自作の育苗土を育苗トレーなりに詰めていくわけですが、僕が詰めるとふんわりと盛れるのですが、慣れていない研修生が詰めるとキュンキュンに詰まってしまいます。

播種時に水を撒くと僕の詰めたトレーは中の空気が少し抜けて数ミリ沈降していきますが、研修生が詰めると元々空気が少ないのでほとんど沈降しません。
それだけ中に含まれる空気の量が違うんですね。

植物の根が伸びやすい環境は液相・気相・個相の割合が良くないと上手く伸びてくれません。
とくに狭いトレー内では気相が重要で、個相割合が多すぎると液・気が上手く働かず根が窒息してしまいます。


たとえば土と堆肥を混ぜている時に僕が「もう少し堆肥を多くしてくれ」と指示するときは個相の割合が多すぎて、気相の割合が少ないと判断してそのように言ってます。

取ってくる畑の土も場所によって性質はマチマチですから、そのような判断になるわけです。


ですから基本的に2:1で混ぜていても、取ってくる土の性質によっては同じ2:1でも、土と堆肥重量の2:1ではなく、個相割合が2:1になるように指示しているわけです。

ですからもしかしたら重量比で言うと1.7:1.3になっている場合があるかもしれません。
あくまで目分量と、育苗土を触った感触からの判断ですけど。

うちの同じ畑内の土の採取場所の違いでさえそうなるわけですから、まったく土質が違う畑で同じように2:1の設定を作ろうと思えば、それはもしかしたら重量比にして0.5:1.5にしないと、僕が作るのと同じような個相割合が2:1にならないパターンもあるかもしれません。


さらに詰め方でも優しく一気に土を移動して詰めていくのと、こまめに盛った土を移動させるのでは、空気を含ませる量が全く変わってきます。

僕が土詰め作業中に「コラー!もっと柔らかく育苗土を移動させんかい!」と指示(怒鳴って?)しているのは、そう言う諸々の細かい条件がその後に響いて来ちゃうからなんです。



どうですか?
自家製育苗土って奥が深いでしょ

ちなみに市販の育苗土を使っても詰め方一つで気相割合は変わっちゃいます。



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