「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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納税猶予 

農家や税務に明るい人じゃないと知らないと思うけど、農家を優遇する政策の中に農地の『納税猶予』と言う税制があります。

これは代替わり時の相続税の支払いを、猶予ではなく、実質的に免除すると言う税制です。
実質的にと書きましたが付帯条件があって、先代がなくなって新たに農地を受け継ぐ家人は、家人本人が20年間農業しなければならない。
20年間農業と農地を守る代わりに、守り切った20年後には相続税の支払いをチャラにして上げるという、ある意味農地保全のための税制です。


でこの税制が数年前に変わりました。
変わる前は受け継いだ本人が耕作をし、他人に貸すことも禁じられていたのですが、新規就農を志す人や、規模拡大したい人にも貸して良いことになりました。

ただし!!
他人に貸した時点で地主の20年間の納税猶予期間は永久延期され、貸した人が永遠に、若しくは新しい地主本人が死ぬまで、とにかく誰かがその土地を耕作をしなければならなくなるそうです。

借りた人、あるいは地主が耕作を止めればどうなるか?
その時は相続税を丸々支払うことになるそうです。

だから制度が変わっても納税猶予がかかっている農地を、地主さん本人は農業を止めたがっていても貸すことに良い返事はしません。



ところでたまに空いてる農地はないかな~と、そこらをウロウロすることがあり、何年か空いてる!と思って地主を訪ねると「あそこの農地は納税猶予が掛かっているから貸せれない。」と言われることがあります。

ん???………と思った方、スルドイ!

そうです。
冒頭に書いたように、納税猶予を受けているなら必ず誰かが耕作しなければなりません。
でも耕作してないってことは当然ながら耕作放棄地なわけで、税制法違反になってしまうわけですね。

では何故空いているのか?いや、空けていられるのか?

一応行政側も空いてそうならチェックを入れることがあるそうです。
でも地主から「今年は体調が悪くてその農地まで手が回らない」とか「連作障害が出るので休ませている」とか、何かしらの理由があると、それ以上は突っ込めないらしいです。


でも僕に言わせれば、何年も空いているんですよね~。
そんな訳で耕作放棄地でもややこしい場合があります。


でもね、っとココからは大きな声では言えないので小さな文字で(笑)

納税猶予かけて耕作放棄しているより、積極的に農業したい人に貸した方が良いと思うんですよね。
納税猶予地であることで貸したら納税免除のメリットが消えるのは、公の機関にその旨を伝えてしまった場合に分かってしまう事で、貸し借り双方が行政を介せず、口約束や個人的な書面契約をしちゃえば良いことなんじゃないかと。。。

これなら傍目には誰かが耕作しているように見えるはず


ふふふ…あくまで独り言。



と言うか、制度自体を変えて納税猶予地を他人に貸しても、20年の猶予は有効だって制度にしちまえば、な~~~んも問題ないんじゃない?
ネ!農水省さん!



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