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団塊の世代と農業
来年度あたりから団塊の世代と言われる方々の退職者が増えてくるみたいです。
我が愛知県のとある市ではそんな方々を農業の新たな労働力として積極的に研修に受け入れ、しかも2年後にはプロ農家としてデビューさせ土地も斡旋してくれるみたいな事をニュースでやっていました。
空いている耕作地を探して四苦八苦している僕にはなんとも羨ましい話です。
その市の研修で教えているのは慣行農法でしょうから、その辺りは気にしていないのですが、一つ気になったことがありました。
出来上がった野菜は研修の一貫として近くの直売所で売るらしいのですがそこでの会話に「おいおい!なんてことして売ってんだ!!」と思えてしまう場面がありました。
以下、ほぼその会話のまま
研修生 「野菜安いよー どうぞ買っていってー!」
TV記者 「ずいぶん安いんですね?」
研修生 「はい、安いでしょ? あっちの人の方が安かったから
こっちも安くしちゃったよー!」 (嬉しそうに・・・)
ここで僕が言いたいのは安易に安売りしなくてもって事です。
それは自分の芸術品(野菜)の価値を低くしているのと一緒です。
研修生さんたちは言ってみればリタイヤした後、無理に稼がなくても面白おかしく土に触れながら適度に稼げればいいのでしょうが、まだまだ若い次世代の農業人から見たらマジで安易な安売りはして欲しく無いです!
相場も無視した安易な安売りは、ただでさえ苦しい経営状況で頑張っていかなければいけない若手農家の経営を圧迫しかねません。
お客さんの事を考えて僕もある程度は安めの価格設定をしているつもりですが、
それでもこれ以上は無理っていう線も作っているつもりです。
そうしないとレストランへの卸し売りとは言え、他の方の野菜の価値まで下げてしまう可能性もあるからです。
今回は人生の先輩とは言えマジで怒れてきてしまったので、少しきつめの言葉遣いになったかもしれません。
我が愛知県のとある市ではそんな方々を農業の新たな労働力として積極的に研修に受け入れ、しかも2年後にはプロ農家としてデビューさせ土地も斡旋してくれるみたいな事をニュースでやっていました。
空いている耕作地を探して四苦八苦している僕にはなんとも羨ましい話です。
その市の研修で教えているのは慣行農法でしょうから、その辺りは気にしていないのですが、一つ気になったことがありました。
出来上がった野菜は研修の一貫として近くの直売所で売るらしいのですがそこでの会話に「おいおい!なんてことして売ってんだ!!」と思えてしまう場面がありました。
以下、ほぼその会話のまま
研修生 「野菜安いよー どうぞ買っていってー!」
TV記者 「ずいぶん安いんですね?」
研修生 「はい、安いでしょ? あっちの人の方が安かったから
こっちも安くしちゃったよー!」 (嬉しそうに・・・)
ここで僕が言いたいのは安易に安売りしなくてもって事です。
それは自分の芸術品(野菜)の価値を低くしているのと一緒です。
研修生さんたちは言ってみればリタイヤした後、無理に稼がなくても面白おかしく土に触れながら適度に稼げればいいのでしょうが、まだまだ若い次世代の農業人から見たらマジで安易な安売りはして欲しく無いです!
相場も無視した安易な安売りは、ただでさえ苦しい経営状況で頑張っていかなければいけない若手農家の経営を圧迫しかねません。
お客さんの事を考えて僕もある程度は安めの価格設定をしているつもりですが、
それでもこれ以上は無理っていう線も作っているつもりです。
そうしないとレストランへの卸し売りとは言え、他の方の野菜の価値まで下げてしまう可能性もあるからです。
今回は人生の先輩とは言えマジで怒れてきてしまったので、少しきつめの言葉遣いになったかもしれません。
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