最近ネットや新聞でTPPがらみの記事を詳しく読んでないけど、どうなっちゃったんですかね?
農協も改革するとの記事を少し前に読みましたが、農業をめぐる環境が移ろう時代になってきました。
いや実際に移っていかなきゃ遺憾でしょ。
日本の農業技術は素晴らしい!世界一だ!なんて声をよく聞きますね。
でも実際どうなんでしょう?
3種類だけですけどデータを引っ張ってみましょう。
反収の数値ですけど、反収とは1反=約1,000㎡あたりの収穫量の事を言います。
小麦反収
オランダ 929kg
日本 323kg(北海道 417kg) 約3分の1
ジャガイモ反収
オランダ 4.6トン
日本 3.2トン 約3分の2
トマト反収
オランダ 50トン
日本 5.7トン 約10分の1
オランダとの比較ですけど、酷いですね~。
トマトに至っては10分の1しか収穫できていない。
これでよく日本の栽培技術は素晴らしいなんて、農水省もほらを吹けるものです。
日本農業の生命線とも言うべき米も、実は栽培技術がある国だと反当り1.5倍ほど収穫するらしい。
もう収穫量だけで言うととても太刀打ちできません。
海外の低価格の米云々を言う前に、栽培技術の見直しが大切なんじゃないですかね?
ただしオランダのトマトに関して収穫量は素晴らしいですけど、品種的な面(食味)では日本のトマトに軍配が上がるんじゃないかな?……………今のところ。
でも、そんなもんはすぐにキャッチアップされるに決まってますから、やはり栽培技術の向上でしょうかね?
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