「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

今さら自然栽培 

自然栽培という栽培方法の名称が浸透し始めて、もう何年にもなる。
少なくとも、私が就農12年目を迎えるのだから、それだけの年月がたったのは間違いない。


またまたFBから拾ってきたネタで申し訳ないが、こんな事があったので紹介したい。

とある女性が管理者として運営されている、自然栽培の農産物を販売しようと言うページがFB内にある。

その管理者さんの自然栽培LOVEが強すぎるのだろうか?
その管理者さんのある日の投稿が、私を含め多くの自然栽培農家が疑問を感じ得ない内容だった。

簡単に要約するとこうだ。

自然栽培の定義(?)と言われる、農薬、化学肥料、家畜糞堆肥、その他の有機肥料を入れた農産物の販売紹介は止めて下さい、と言ったものだった。

ただ、備考でその他に竹チップ、落葉や枯葉、きのこ菌床、雑草の鋤き込みも禁止みたいなことが書いてあって、それらはニセの自然栽培と書かれていた。


同じ自然栽培農家として、ちょっと極端すぎるな?って思い、

【雑草を畑から完全撤去するのは無理だから、この定義に照らし合わせると、俺はニセ自然栽培農家になる。
他の自然栽培農家さんどう思いますか?】
とシェアしました。
(グループ内での議論は不可と書いて有ったので、自分の所でシェアした次第です。)

そしたら管理人からシェアを取り消され、管理人個人からもブロックされました(笑)


ま、シェアを取り消されたとか、管理人個人のページ閲覧をブロックされたとかは次いでの笑い話のような事だけど、問題は赤字の部分。

私個人も自然栽培というのは自分が管理する田畑の中の、完全循環農法であるべきと思っていて、きのこ菌床や竹炭チップ、草木を主原料とした植物性堆肥を使えば、それは自然栽培ではなく、どちらかというと有機栽培に属するのではないかとは考える。


たとえば、件の女性管理人がニセと言うものが、うちの畑にはたくさんある。

雑草は除草してもしても延々毎年生えてくるし、近くに落葉樹の木がたってれば毎年必ず枯葉が舞ってくる。
時には鳥が落していった糞だって見かける。

それらまで禁忌としては、もはやすべての自然栽培農家が偽者になってしまうだろう。
もちろん件の女性管理人の畑にも雑草は生えてるし、鳥だってたまには糞を落としていくだろうから、本人も偽者になるということを気付いてないのかもしれない。


もし私が件の女性管理者のように文章を書くとしたならこうするだろう。

農薬(有機JAS認定、特別指定農薬も含む)、化学肥料、あらゆる堆肥、その他の有機肥料、ミネラル資材、微生物資材を外部から持ち込んで施肥した農産物の販売紹介はご遠慮ください。
当グループは田畑内の雑草や植物残渣のみ鋤き込みをした、田畑内の完全循環を指標とした農産物の販売を目指しています。


どうです?
これで。


今さらながら自然栽培の定義というか指針のようなものが曖昧すぎるので、こうした問題は私が就農した頃から変わらず問題化することがあります。


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