「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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農業から脳業へ 

2月19日付けの東洋経済オンラインで農業ネタが書いてあったのでリンクしておく。

タイトルは「儲からない」農業企業が絶対気づかない視点です。

簡単に内容を要約すると、農業への企業参入が許可されてから久しいが、そのほとんどがフェードアウトしてしまい、現状生き残ってる参入企業も四苦八苦している。

その問題点は農業をいまだ力仕事、栽培さえしっかりしていれば何とかなると思って参入企業が多いという視点です。


農業へ参入した企業の多くは農業の経験ゼロから始めるから、まずは栽培をしっかりこなしたいと思うのは当然でしょう。
商品たる農産物が上がってこなければ、そもそも商売として成り立たないですから。

当園でもきちんとした野菜が上がってくる時もあれば、一般市場に出せば明らかにB品判定される野菜も上がってくるし、B品にさえならないような野菜が上がってくることもある。

それらをどのように販売していくかで首の皮一枚つながって、もう10年以上農業界で生き延びてきた。


企業なら本来分かっていても不思議ではないと思うのだが、どんな商品でも顧客とのマッチングが得られなければ商売としてなりたたない。

しかし農業はマッチングがなくても販売ルートがある。
そう、農協様という巨大組織があるから、市場規格に合うものが作れれば換金することは可能なんです。

しかし何故か参入企業は変わったことをやりたがるから農協という者のお世話にならずに何とかしようとするんだけど、マーケティングがかみ合わないと作ったは良いが販売先が見つからないというアンバランスが続き、結局撤退と言ううのが全体の半数以上だそうだ。

少し前には東日本大震災の復興の象徴と言われ、巨額の復興補助金をつぎ込んだ巨大植物工場が倒産してしまった。
補助金もらって立派な器を作ったが、販売先が少なく施設維持の経費に押しつぶされてしまったのだそうだ。
補助金・・・皆さんの税金です。


サラリーマン(営業職)出身の私は、そうした損得勘定を考えながら、手の届く範囲で少しずつ規模を拡大してきた。
だいたい10年でこれくらいまで規模を拡大したいと考えながら、その通りになりました。

うちを訪ねてくる研修生にもまずその辺りのことを教え込んでく。
栽培技術なんぞ、1年かそこらの経験ですべて教えられるわけもなく、基礎の基礎しか叩きこめない。
研修中に話す内容も、販売にかんする知識や実践経験に費やす時間のほうが多いかもしれない。

私が他の農家から武闘派、体育会系みたいと面白半分でからかわれるほど研修中に口うるさく言うのは、独立就農してからは己の力で踏ん張らないといけないし、数年で離農の憂き目に遭うなんてのはして欲しくないからだ。

体育会系と揶揄される当園でも、意外と頭使って【脳業】してるんです(笑)



第5期自然栽培研修生の募集を受け付けています。
詳しくは≪研修の問い合わせ≫案内をクリックしてください。




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