「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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子供の日に思う 

5月5日、子供の日。
政府より子供の為の食育基本法が発表されて久しいが、意識している人、そうでない人、こんな法律が出来たこと自体を知らない人と千差万別ですが、先日頂いたコメントで前々から書こうと思っていた事を触れる機会があったので、書いて見ようと思う。


頂いたコメントは「最近の子供は野菜の旬を知らないので憤慨している」と言った内容だった。


最初に断っておくけど、僕には子供はいません。
ですので今回書くことが正しいことなのか、間違っているかはわかりませんが、もし間違ったことを書いていたら、遠慮なく指摘をいただければと思います。


僕の考えだと子供が旬を知らないのは、当たり前なんじゃないかと思います。
そう言った知識や体験を得る環境が極端に減っているから。
実際に僕も農業をする前は、旬を知らない野菜が多かったですし。

スーパーにいけば年がら年中夏野菜だろうと、冬野菜であろうと置いてあるし、冷凍食品だってある。

そして何よりそう言った便利な流通環境に慣れてしまった親御さん自体が、野菜の旬というものを知らない人が多いのではないだろうか?

例えば代表的なもので、野菜ではないが果物のイチゴ。
どうしてもクリスマス時期に合わせてイチゴを栽培する農家が多いので、その時期が旬と思っている人が多く見うけられるし、はたまたイチゴ狩りなんて言うと名古屋の近くだと静岡で3月頃にやっているもんだから、その時期と思っている人も多い。

今日などは65歳以上の方が「そろそろイチゴも終わりだね」なんて言っているのを聞いた。
「おいおい!! 自然環境下でのイチゴの旬はこれからだぞ!!」っとツッコミを入れたくなるほどだ。


僕としてはこの60歳以上の人たちの責任が、大きいのではないかと思っている。
子供が野菜の旬を知らないのは親御さん自体が知らないから、そしてその親御さんが旬を知らないのは、祖父母の年代の人が教えていないからでは無いだろうか?

特に団塊の世代といわれる人たち以上の年代の人たちは、農家に限らず、増量増収の儲かって何ぼと言う考えが大半を占める中で仕事をバリバリしてきた世代です。

農業における世代の引継ぎ、化学肥料と化学農薬の害も度外視、季節感をなくすハウス栽培といろんな問題を作り出してきた世代です。
(但し、日本を経済大国として押し上げてくれた世代である事もまた確か)

この世代の人たちが今日の子供が旬を知らないと言わせしめた、最大の原因ではないだろうか?
もう少し早くこの人たちが意識を持って伝えていたら、旬を知らない大人や子供が少なくなっていたんじゃないだろうか?
そして環境問題も変わっていたのではないだろうか?

この世代の人、全員が全員こう言った人たちばかりではないだろうが、僕の周りの農家のその世代の人たちと話をすると、そんなマイナス面をヒタヒタ感じることが多い。



今後「あぐりーも」では一般のご家庭のお客さんに対して、そのような事も伝えていけたら良いなと思っている。
例えば収穫体験や野菜作りの体験など。
知識として得るより、体験して得たほうが後々記憶に残るような気がするから。

そして次世代の子供たちが農業を体験し、面白い事だと思い将来やってみたいと思ってくれる子がいてくれると嬉しい限りです。
これは30年後の日本や世界に大きく関わってくる問題です。
なんせ世界の人口はまだまだ増加傾向にあるし、お隣の国は超消費大国に変貌しようとしているのですから。。。
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Comment

Name - サユールイトシロ  

Title - 

よくぞ言ってくれました。いまさら前の世代の責任だとせめても始まらないといわれるかもしれないけど、しかしそこを認めないからこそいつまでたってもこういった問題は解決に向けて始まらないだと思うんです。

だから今後”流行る”だろう「団魂世代」の就農の動きには同様の理由から、結構マユツバ、あるいは不信感もあるんです。反対はしない。けど、本当にそれが将来の日本の農業にとって良い結果となるのかは僕は少々疑問です。

もちろんすべての就農希望者がそうだといってるのではありません。

今の食についての問題にこの世代はもっと真剣に考えるべきだ。と思います。
2007.05.06 Sun 01:27
Edit | Reply |  

Name - 耕作人  

Title - 

 ◎サユールイトシロさん
おはようございます。
この事はその他にも核家族化で、祖父母と一緒に住んで昔の話を聞いたりしないのも影響があるかと思っています。

団塊世代の就農に関しては、ずっと前に書いたこともあるのですが、この世代の就農を進める政策を重視するより、僕ら世代またはもっと若い奴らの世代の就農を進める政策を進めたほうがいいと思うのですが。

方やキツイ農作業をよく働けても精々10年。
方や30年以上働ける。
一目瞭然ですよ!!
2007.05.06 Sun 08:46
Edit | Reply |  

Name - サユールイトシロ  

Title - 

こういう物言いをすると、ややもすると単にひねくれているとしか見られないかもしれないのですが・・・結局、目先のお金のことばかり考えたような行政をするから当てにはできないのです。

定年後に就農を考えているような方の多くは、その後再就職をしなくてもよいくらいの経済的余裕がある場合が多い。要はお金持ち。だから就農に関する資金や当座の生活費も十分充てられる。購買意欲も大きいこういった人たちに、お金の無い多くの地方自治体は来てほしいのでしょう。決して農業人口が増えてほしい事が目当てではないでしょう。だから金のない海のものとも山のものともわからない若者に金を掛けずに、とりあえずお金を落としてくれる人たちを確保することに金を掛ける、ってのが現状だと思います。
お金持ちが悪いと言うのではないです。悪いのはお金の使い方なんです、行政の。本気で将来のことを考えない連中が行政とそれを認めている”我々”の責任ですよ、ね。

またまた熱くなってしまいました、スンマセン。
2007.05.06 Sun 11:56
Edit | Reply |  

Name - 耕作人  

Title - 

 ◎サユールイトシロさん
熱くなってきますね、こう言う話題って、なんだか。
まさしく地方自治体の安易な、目先の事しか考えていない遣り方です。
とは言っても目先の収入も必要ということも解るのですが。

地方の時代と言われ始めて久しいですが、本当に永続性の事まで考えるなら、もっと若い人たちに門戸を広げるべきでしょう。
2007.05.06 Sun 15:17
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