「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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無農薬だから 

ポカポカ陽気に誘われて、そら豆に花芽が付いていました。
そら豆08/3/10(初花芽)

ちなみに去年はどうだったかなっと、去年のブログを覗いたら同じ頃にはもう少し花芽がはっきりしていました。
去年の冬は暖かかったからね。

そら豆の一番大きな株は高さ40cmくらいに!
植物性の堆肥も、もちろん肥料なぞは施していないのに、よく頑張ってくれています。
平均的には25~30cmくらいの高さなんですけどね。




話は変わって、先日2月18日に書いたブログで地元のレストランチェーンと取引が始まるかも? と書いたのですが、この話、消滅いたしました。

残念でしたねって?
イヤイヤ、特に気落ちはしていません。
もともと『あぐりーも』の耕作規模から言っても時期尚早ですし、こんな大きな外食企業と取引となれば、今まで僕を支えてくださったお客様に迷惑がかかる事は必至でしたから、かえってホッとしています。


所でどんな理由で断られたのか、面白いというか、笑えたというか、とにかく初の断られ方だったのでちょっと書いてみます。

話の流れはこうです。

窓口になったのは僕の個人的知り合いのコックさんでした。
その方がその企業に就職しました。

詳しくは知らなかったようですが、僕が無農薬で、しかもイタリア野菜など珍しい野菜も作っているので、試すという意味で自分が担当する店舗だけでも良いので使おうと考え、お店の店長さんや料理長さんなんかに打診したらしいです。

大きな企業なので店舗責任者だけでは判断できず、エリアマネージャさんに相談したところ、無農薬の野菜だからこそダメだと言われたそうです。

余りにも予想外の断られ方だったので、残念というより笑いが込み上げて来てしまいました。

会社的には昨今の食の安全性や、お金を払って食べていただくお客様に対し、より良い食材を出したいという思いはあるらしいのですが、大きな企業なので目が行き届かず、ありがちな社員やアルバイトのレベルがそれらをより良く提供できるレベルに達していないという事でした。
 (聞けば、そこの店舗の料理長さんは20代真ん中頃のお年。
  全てがそうとは言いませんが、社会人的にも、料理人としても、まだまだ未熟なお年頃と
  窓口となった40代のコックさんは言っていました。)

どういう事かと言うと、例えば自然農法の野菜とはいえ100%虫がいないとは限りません。
そういった野菜の下処理が的確にできるかとか、もし仮に見落としてお客様に提供してしまった場合に、うまく事情を説明し対応できるかと言うと、そう言ったレベルには到達していないとの事です。

虫なんかがいた場合、お客さんからのクレームとしては食中毒に匹敵するクレームとして取り扱われてしまうらしいので、そんなリスクは企業としては回避したいと言うことでした。


ま、これは企業の自己防衛としては当然のことでしょうが、これから他の外食企業でも無農薬野菜を取り扱う機会は増えてくると思うので、そうした野菜に対し十分に理解し、対応できるだけの社員さんのレベルアップも必要なんでしょう。

と同時に、お客様の無農薬野菜に対する理解も必要かもしれません。
とはいえ僕個人の周りの人たちは、無農薬野菜に対し虫がいても問題無いと言う人たちもいますから、お金を払ってする食事に対しての不満なのでしょう。

プロが作る料理だから、増してやお金を払って食べる料理なんだから、虫なんかが付いていないのは当たり前という感覚なのでしょうか?

何れにしろ、自然農法や有機野菜など無農薬といわれる野菜、慣行農法で農薬を撒いている野菜でも、100%虫がいないなんて事はありえません!!

ですから農薬を使ったほうが虫がいるリスクは確実に減るとは思われる、普通の野菜を使うらしいです。
悪く言えば、お客様の健康より、企業の自己保身が優先されると言う事。



それから、そのお店のランチメニューには有機野菜のホニャララと料理名が載っていました。

そんなリスク回避をしているお店に出される有機野菜というのは、いったいどんなレベルの有機野菜なんでしょうか?

それはそれは素晴らしい出来の有機無農薬野菜なのか?
はたまた、有機JAS認定農薬をバンバンに撒いた、何回撒いても無農薬と表示できる有機無農薬野菜なのでしょうか?



そんな感じで、真に自然農法の野菜を求めていないお客さんとの取引には消極的な僕としては、かえって良かったです。





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Comment

Name - アカシア  

Title - 

何で無農薬がだめなのか、何度も読み返しました。まさに想定外ですね。外食産業も生き残りに必死。

もっとのんびりとした世の中に、なってほしいです。

分けて頂いたにんじん、新芽が出てきました。

2008.03.13 Thu 18:21
Edit | Reply |  

Name - 耕作人  

Title - 

 ◎アカシアさん
これ、本当にちょっと笑える話じゃないですか?
意外すぎて。

しかし根本は消費者の虫嫌い。
もっと根本はあらゆる所で都市化が進み、自然と触れ合う機会が減っている事なんですね。

所でニンジンって葉っぱを切り落としても、また新芽がでてくるんですね?
勉強になりました。

無事に種取ができるといいですね!
2008.03.14 Fri 12:53
Edit | Reply |  

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