「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

試行錯誤 

最近、野菜たちの写真がメッキリ少ない「あぐりーも」のブログ。

載せたくても載せられないんです。。。
隠しているわけでもないので、正直に書いていきます。


今夏の野菜の栽培は大方が不調に終わっています。

去年、あれほど成績が良かったトウモロコシも、背丈が50cm位と小さく、実も付けていないのに穂だけが伸びてきてしまいました。
おそらくもう駄目でしょう。。。


ズッキーニも株自体が小さいまま雄花ばかりが咲いて、雌花が出ても直に枯れてしまい一向に出てきません。
これももう駄目でしょう。

ナスやパプリカも同じように株自体が大きくなってきません。


ある程度順調かな?って思えるのは、トマトとキュウリ、それにカボチャくらいでしょうか?


要因はいくつも考えられます。

一番の要因は時間の使い方が下手だと言う事です。

それに伴って草刈をする時間が少なくなって野菜達が日光を浴びる事ができず、成長が遅れがちになってしまった事。


その他いくつか挙げていきましょう。

適地適作が行われていないと言うこと。
同じ畑内でも場所によっては肥えている所と肥えていない所があります。

その肥えていない所に多くの養分を必要とするトウモロコシを定植しました。
結果は上記にも書いたとおり。。。


ズッキーニはそこそこ肥えている場所に定植しました。
が! 肥えているだけに雑草も凄まじく伸びるスピードがハンパじゃないです。

それとズッキーニは今までの名残りで不耕起の畝に定植しました。
不耕起の場所はそこそこ根穴構造もできているのかも知れませんが、まだ元気な根もたくさん残っていて、その根っこにズッキーニの根っこが負けてしまったのではないかと考えています。

去年もズッキーニは今一の成績だったのですが、株自体は大きく成長してくれました。
去年と何が違うかと言えば、去年は新しく立てた畝でしたが、今年は不耕起の畝です。

一昨年も不耕起の畝に植えたところ同じような結果だったので、土質にもよりけりかも知れませんが、これでズッキーニは不耕起には向かない野菜なのではと考えているところです。


ナスやパプリカも養分不足が考えられます。
昨年プラウをかけてもらった折にかかり過ぎて、かなり下層の心土が出たいる所に定植しましたが、下層の土だけに微生物層が貧弱で、尚且つ不耕起栽培をしたのが原因だと思っています。

ナスやパプリカ、トマトもそうですが、これら上に幹を伸し、根もある程度深い所まで張ってくれる野菜に関しては、不耕起でも特に問題はないと思っています。

実際ある程度土が出来上がりつつあった3年目の不耕起の畑では、去年これらの野菜を作ってみたところ問題なく収穫できましたから。

今年もその畑では4年目不耕起連作でトマトを栽培していますが、特に問題はないようです。

ズッキーニの場合は広く浅く根が張るため、特徴的に不耕起に弱いような気がします。


同じように浅く広く根を張るキュウリとカボチャですが、こちらも不耕起の畝に定植しました。
ズッキーニと何が違うかというと、時間に少し余裕があったので、畝表面の5cm程度を耕運機で軽く耕した違いがあります。

たったこれだけの差なのに結果が全く違うと言う事に驚かさせられます。



さて、今後どのように解決していくか?

自然栽培(無肥料栽培)の提唱者の一人「岡田茂吉」氏の言葉によると

【堆肥も、本当はやらない方が良く出来ます。ただ粘土質の赤土のように非常に固まりやすいのは、それを防ぐために堆肥を入れるのですが、そのうちにだんだん固まらない土になって行きますから、そうなったら堆肥は必要ありません。ですから堆肥というのは永久的な物でなく、一時的の物です。

 土が肥料だから、土を邪魔するものはみんないけないのです。堆肥も土を邪魔するからいけないのです。ではどうして堆肥を使うかと言うと、土が固まると根伸びが悪くなるから、固まらせないために堆肥を用いるというわけです。】


とあります。

今回、不耕起でも出来るはずの野菜が出来なかった箇所の畝というのは、たいていプラウ耕で出てしまった心土で粘質の赤土ですから、植物質の堆肥を入れるのも一つの手法でしょう。

おそらくサブソイラーでもう一度心土破砕してもあまり意味もないような気がしています。
心土破砕すべき心土はすでに表層に出てきてしまっているので、作物が養分吸収をする上根が張る表層を改良しなくてはいけないのではと思っています。


心土がそこそこの土に生まれ変わるまで、土壌改良という意味での植物質の堆肥投入も真剣に悩んでいます。
無肥料・無堆肥に拘りたいと言う気持ちもあるのですが、来年に向けては色々と考えることもあるので。。。。。



スポンサーサイト

Comment

Name - 元田裕次  

Title - 

土の変化って凄いですよね。
変化し始めるとあっというま(?)に変わってしまう気がしてます。
私は土に変わってもらうのは麦と大豆がいいと思っています。
麦の根で耕してもらって、大豆のチッソ固定を利用して調整してもらう方法です。
ただその収穫処理が大変になるんだけどね~
やりかたはその人次第、過程で考えるなら堆肥利用もいいと思います。

2008.06.15 Sun 19:47
Edit | Reply |  

Name - 耕作人  

Title - 

 ◎元田さん
元田さんも知っての通り、来年は劇的に環境が変わってしまうので、「焦り」と言ううものもあり、それで堆肥の利用も仕方がないのかとも思ったりしています。

お金に余裕があれば、麦と大豆がベストだとは僕も思っているのですが。。。
2008.06.17 Tue 13:09
Edit | Reply |  

Add your comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。