「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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隣のお爺ちゃん 

前の車がトロトロ走っているので抜かそうと思っていたのですが、止めて正解。
危うくネズミ捕りに捕まりそうだった耕作人です。

売り上げがない中、罰金は痛すぎですから。。。



前々回のブログに引き続き、お年寄り農家シリーズです。
 (いつからシリーズになったのか???)

僕の畑のお隣にブロッコリーの栽培農家さんがいます、、、、、慣行農家さんだけど。
ブロッコリーの栽培一筋何十年という70歳代バリバリのお爺ちゃんです、、、、、慣行農家さんだけど。

このお爺ちゃん、いつも立派な苗を作って定植しています。
苗の作り方は僕のようにポットに種を蒔くのではなく、直播をして苗を作ります。
定植するときは苗から土がこぼれているので、定植後はエンジンポンプでポンプアップしてガンガン散水して着根を促しています。

僕の場合はエンジンポンプを持っていないのでポットで育苗して、十分に湿った育苗土ごと定植して雨を待ちます。


今年から耕しだした僕を見て、お盆前くらいでしたが「何を植えるんだ?」と聞いてきたので、芽キャベツとかを植える予定だと話しました。


すると「8月中は止めたほうが良い。 9月になってからにしろ」と話してくれました。
7月中旬くらいには既に種を蒔いて、もう定植しても良い位の大きさになっていたので、その言葉が気になりながらも仕方なく定植しました。

一週間後、芯喰い虫やら根切り虫やらに見事に全滅させられました


このお爺ちゃんの定植時期を見ていると、いつも9月になってからブロッコリーを定植しています。
「どうして?」って聞いたら、

『8月中に定植すると、お前さんみたいに全滅させられるだろう?
 定植後に農薬も多少使うけど、何回も使うと銭が勿体無いから1~2回で済ますために遅く
 作っているんだ。』
とのお話でした。

ちなみに直播で苗を作るのも、農薬を撒く回数を少なくして丈夫な苗を育てる為らしいです。



まぁ、消費者の健康のために減農薬に取り組んでいると言う訳ではなく、銭が勿体無いと言う所が慣行農家さんらしくてちょっと笑えるけど、長年の経験からくる季節の感じ取り方って物には感心してしまいます。

うちの地域はキャベツやブロッコリーでも、大体7月20日を目処に種まきをするのですが、その多くは育苗中ガンガンに農薬を撒いて苗を育てています。

定植もだいたい8月20日辺りから始まりますが、やはりギンギンに農薬を撒いて定植後虫に食われないように保護しています。


この時期ってのは非常に虫害が出やすい時期なんですが、早く作って早く出荷し始めれば、早生物としてそれだけ高値で取引して貰えるようです。

だから無理に早く作って農薬を撒く羽目になるようです。


季節感を無視され、人の都合で無理に作られる野菜たち。
野菜も可愛そうだが、それらを食べる人たちもまた可愛そう。。。


お年寄り農家さんの経験は貴重なものですね~~~!!



PS:このお爺ちゃんのもっと良いところは、自然栽培の無農薬で作っている僕のために、
   農薬がドリフト(隣へ飛散する事)しないように、あまり風が吹いていない時に農薬を撒いてくれます。


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