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養分補給は何処から?
3連休最終日。
本日は終日玉ねぎ用のマルチ張り作業です。

まだへにょへにょで下手ッピです。
先日、所用で隣町で自然農法によるお米作りをしている女性宅へお邪魔しました。
彼女のご実家は慣行農法のお百姓さんですが、その方自身はお小遣い稼ぎ程度に古代米やもち米を栽培しています。
しばらく話しているとそこのお母さんがいらっしゃり、「大根持ってく?ホラ!」と有無を言う暇が無いほどの素早さで大根を一本引っこ抜いてくれて、頂いちゃいました。
大根。
うちの大根はまだ頭の直径が3cmほどの小さなものですが(9/20に蒔種)、そこの大根はもう立派な物(7月終盤か8月頭に蒔種)で、改めて化学肥料の力を思い知らされます。
ここでその女性も「やっぱり肥料や堆肥をあげないと、大きくならないね」と言うので、僕は「いや土さえ自然栽培仕様の土になれば、遜色なくなるはずだ」と自分への言い聞かせの意味も含めて話しました。
自然栽培でよく聞かれる質問というか疑問が、やはり無肥料&無堆肥なのにどうしたら養分の供給を保てるの?という事をよく聞かれます。
農業はいわゆる搾取する産業だと思われがちです。
野菜を育てればその分の土の中の養分が吸われて、どんどん土が痩せて行くと。
先日僕が野菜を卸しているレストランのシェフも不思議がっていました。
僕は農学者でも化学者でもないので、そのことに関しては単なる受け売りになってしまいますが、自然栽培(自然農法)においてはこのように言われています。
作物を育てると地上部には実や葉がなりますが、それと同量程度の根っこが土の中にあるそうです。
収穫するといっても、その根っこまで収穫するわけではありませんから、当然根っこは土の中に残り、やがて土にかえります。
雑草もそうですが、刈り取ったり自然に枯れたりして、やがて地上部と根っこも土にかえります。
その根っこを利用することで、養分の搾取ばかりではなく還元も可能なんだと、何かのHPで読んだ事があります。
もちろんその根っこの力だけではなくて色々な要素が他にもあるとは思います。
元素転換という化学的な言葉がありますが、土の中でこの作用がよく働くような土作りが多分大切なんだと思います。
化学肥料や堆肥を使用することはこれらを強制的に行う事に近い原理なのかな?
自然栽培はゆっくりゆっくり美味しくなる、本来の自然にもっとも近い栽培方法です。
ちなみに今年収穫した愛知の伝統野菜「愛知本長なす」。
焼きナスには不向きだったそうです。
実がシッカリしすぎて、火の通りに物凄く時間がかかるそうです。
水管理が雨水のみと言う栽培からの現象かもしれませんが、その変わり味は凝縮していて美味しかったと、先日食事に行ったレストランのシェフからご報告を頂いております。
自然任せの本来のナスの姿なのかも知れません。。。。。
本日は終日玉ねぎ用のマルチ張り作業です。

まだへにょへにょで下手ッピです。
先日、所用で隣町で自然農法によるお米作りをしている女性宅へお邪魔しました。
彼女のご実家は慣行農法のお百姓さんですが、その方自身はお小遣い稼ぎ程度に古代米やもち米を栽培しています。
しばらく話しているとそこのお母さんがいらっしゃり、「大根持ってく?ホラ!」と有無を言う暇が無いほどの素早さで大根を一本引っこ抜いてくれて、頂いちゃいました。
大根。
うちの大根はまだ頭の直径が3cmほどの小さなものですが(9/20に蒔種)、そこの大根はもう立派な物(7月終盤か8月頭に蒔種)で、改めて化学肥料の力を思い知らされます。
ここでその女性も「やっぱり肥料や堆肥をあげないと、大きくならないね」と言うので、僕は「いや土さえ自然栽培仕様の土になれば、遜色なくなるはずだ」と自分への言い聞かせの意味も含めて話しました。
自然栽培でよく聞かれる質問というか疑問が、やはり無肥料&無堆肥なのにどうしたら養分の供給を保てるの?という事をよく聞かれます。
農業はいわゆる搾取する産業だと思われがちです。
野菜を育てればその分の土の中の養分が吸われて、どんどん土が痩せて行くと。
先日僕が野菜を卸しているレストランのシェフも不思議がっていました。
僕は農学者でも化学者でもないので、そのことに関しては単なる受け売りになってしまいますが、自然栽培(自然農法)においてはこのように言われています。
作物を育てると地上部には実や葉がなりますが、それと同量程度の根っこが土の中にあるそうです。
収穫するといっても、その根っこまで収穫するわけではありませんから、当然根っこは土の中に残り、やがて土にかえります。
雑草もそうですが、刈り取ったり自然に枯れたりして、やがて地上部と根っこも土にかえります。
その根っこを利用することで、養分の搾取ばかりではなく還元も可能なんだと、何かのHPで読んだ事があります。
もちろんその根っこの力だけではなくて色々な要素が他にもあるとは思います。
元素転換という化学的な言葉がありますが、土の中でこの作用がよく働くような土作りが多分大切なんだと思います。
化学肥料や堆肥を使用することはこれらを強制的に行う事に近い原理なのかな?
自然栽培はゆっくりゆっくり美味しくなる、本来の自然にもっとも近い栽培方法です。
ちなみに今年収穫した愛知の伝統野菜「愛知本長なす」。
焼きナスには不向きだったそうです。
実がシッカリしすぎて、火の通りに物凄く時間がかかるそうです。
水管理が雨水のみと言う栽培からの現象かもしれませんが、その変わり味は凝縮していて美味しかったと、先日食事に行ったレストランのシェフからご報告を頂いております。
自然任せの本来のナスの姿なのかも知れません。。。。。
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Name - Healer Shino
Title - 日にちがかかると思う