「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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むやみやたらに価格は下げない 

先日、畑を見回っていると近所の農家のおじさんが話しかけてきた。

「今年は何が植わってりゃ~す?」・・・名古屋弁です。

「今年は何々と何々が植わってますよ、ほらあそこに今年もまた人参とか」・・・・と僕。

「あんなに沢山人参やって大丈夫か」・・・・・とおじさん。

「うんうん、大丈夫! 売り先はちゃんと確保してるから」・・・・・と僕。

「野菜売るなら少し量を増やして、価格を少し下げてやれ。
 そうしたら絶対売れるぞ」                 ・・・・・とおじさん。

「それはやらないですよ。 適正価格で販売したいから」・・・・・と僕。



と、こんなやり取りを数分していました。

消費者の立場に立てばできるだけ安く販売した方が良いのでしょうし、販売する側にとっても販売し易い事でしょう。

僕の場合はさらに自然栽培の野菜だという謳い文句もあるわけですし。

でも僕はあえて価格を無理に下げてまで野菜を販売しようとは思いません。


価格を下げるのは簡単です。
でも上げるとなるとそりゃ一苦労です。
幸い今お付き合いいただいている飲食店さんの皆さんから、価格のことで高いといわれたことはありませんが、さすがにこう物価が上昇してしまっては5%(消費税込み→別に)だけは値上げさせていただきました。

しかしそれでも自然栽培の野菜としては良心的な価格を元々設定させてもらっているつもりですので、値上げによってお客さんが離れてしまったという事はありません。

その代わり野菜のクオリティーを上げるべく、日々の努力は怠らないようにしていますが。


農業は薄利多売です。
しかも作物によっては半年以上かけて栽培するものもありますし。

価格を下げた(ご時世に会わない相場)結果、今どうなっているのでしょう?
農家の離農と高齢化は進み、食料自給率は下がり、田畑はつぶれて行ってしまっています。

以前、どなたかに価格上昇は「悪」だとコメントを受けたことがありますが、僕は決して「悪」だとは思っていません。

長いスパーンで見たら日本農業の維持には欠かすことは出来ないでしょう。
かと言って、べら棒な価格でボッタクリしてはイケませんが。。。

適正価格とクオリティーの維持。
と、出来れば相場全体の底上げ。


新規就農者を増やすためにも、これらは大切な内容ではないでしょうか?

食の安全が叫ばれている昨今ですが、安全な食料を生産しようと思えば、やはりそれなりのリスクと努力が必要となってきます。

生産者側の勝手な言い分かもしれませんが、少しでもご理解をいただけると幸いです。



(本来のコスト等を考えて価格を付けるとしたら、僕の場合いまの3倍の価格を付けなければいけません。)


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Comment

Name - -  

Title - 納得!

その考えに賛成です!
今、安けりゃいいって考えで、真っ先に野菜や米などが低価格にされがちですが、物にはそれぞれ、見合った価格があると思うんです。
自分の体に入るものにこそ、それなりの投資をするべきと思います。

P.Sなんかいろいろ誉めてくださって、嬉しいです(o^∀^o)ハネムーンはエクアドルと(勝手に)決めてるので、お嫁に行く相手が見つかることを期待してます♪

2008.12.04 Thu 21:21
Edit | Reply |  

Name - 耕作人  

Title - 

◎名無しさん

え~と、間違っていたらゴメンなさい。
あかざさんですか?

消費者の立場になれば、ホント安くしてあげたいんですけど、今の農業界は続けてナンボの価値がありますからね。
少しくらいは儲けさせて頂かないと。。。

しかし、何故エクアドル?
2008.12.04 Thu 23:43
Edit | Reply |  

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