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「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

草の根 

名古屋もようやく初雪を観測しました。
雪が降ったと言っても北の地域や山間部と違い、「あ、降ったかな?」って思う程度ですが、取りあえず今年も降ってくれました。

平年値に比べると10日遅く、昨年比だと6日早いそうです。
子供の頃(約30年前)だと年内でも一回位は5cm程度積もる雪が降ったものですが、ここ5年程毎日つけている農業日誌にはそうした記録がありません。



最近は覗きに行くブログやHPが毎回同じような物になってきました。
私自身ももう3年以上ブログをやっているんですね。
飽き性の性格のくせに長く続いたもんだ、と我ながら感心してしまいます。

毎回同じような人の物ばかり見ているので、たまには違う人のをと思ってフラフラ探しに見てしていました。
農業関係ですけどね。

そうすると意外に農業体験や講義など、一般消費者向けに農業のPR活動をしている農家さんが沢山いらっしゃる事にビックリします。


私自身も農業を始めた当初は何処かに出向いて講習などしたり、畑に消費者を大々的に呼び込んだりして、大いに盛り上がりたいなどと考えた時期もありましたが、今はそうした考えは持っていません。

そうしたことに時間を割くことが出来ないと言うのが一番の理由ですが、何か違和感を感じ始めたからです。

特に何処かで講習をするのがそうかな?
理由としては私自身がまだ半人前どころか、10分の1人前程度の農業者なのに、何を偉そうにブチかます事が出来るんだろう。

失敗談なら幾らでもブチかませますが。。。

それと何処かで講義なりをするというのは、やはり畑とは何処かの別の場所ということです。
それで本当に農業や作物の事を理解できるのだろうか?との疑問が生じもしました。

きっかけ作りには良い手段かもしれませんが、そこまでの知識で満足してしまう人もいるでしょう。
しかし話と実体験は全く別物だと思います。


先日、東北地方で新規就農者を応援している方の本をお借りしたので、只今読書中です。
その方もある面ではそうした知識だけ、ちょっと体験したいだけの希望者を何度となく対応されていますが、それでも諦めずに新たに別の方々に応対してる努力には脱帽です。


私の場合、ブログプロフィール欄に「農業を体験してみませんか?」と小さく書いています。
イベントや講義など大々的にではなく、あくまで自分の手の届く範囲での活動です。

その代わり講義などの卓上の議論とは違い、直接畑を見て、農作業を体験して、そして何かを感じ取ってもらうと言う手法を取っています。

農作業体験も収穫の場合もあるし、出来不出来に直接関わる大切な定植作業などもしていただく場合もありますし、運悪く草取りだけの場合もあるし、もっと運が悪ければ土方作業並みの重労働にお付き合いいただく場合も。。。

ただ残念なことに、私の喋りが面白くないのか、はたまた地味な作業が嫌なのか、1回はお邪魔したが、それっきりと言う方も大勢いらっしゃいます。

帰り際に「またお邪魔しますね~~」と去って行ったのですが。。。


ま、これは仕方がないです。
人それぞれに仕事もあるでしょうし、家族もあるでしょうし、私との相性もあるでしょうし。


農作業に何を求めているのでしょうか?
面白おかしく収穫を体験する程度なら、観光農園にでも行って頂ければ良いと思います。
あちらはプロで、お金も頂くのでキッチリ対応してくれると思います。

私はそうしたことには素人ですので体験講習料としてお金も頂きません。
あくまで実務の一環を体験して、それで農業とはこんな世界なんだと感じて欲しいのです。
体験とはいえ仕事をしていただくのですから、面白いことばかりではありません。

本当に農業の世界を感じたいのなら、最低でも春夏秋冬に一回ずつ、もしくは1ヶ月に一回は畑に来ないと、本当の世界は覗けないと思います。

虫さんたちの生活、草花のそれぞれの季節、雲の移り変わり、季節ごとの汗の違い、いつ耕すのか、いつ種を蒔いて、いつ収穫できるのか?


講習だけや、収穫体験だけで農業の世界が理解できたと錯覚なさらないで下さい。
できれば畑に出て、どんな実務をしているのかを体験してください。
その上で収穫を体験するのであれば、嬉しさも倍増するはずです。

出来る範囲の草の根の活動。
『自然農園あぐりーも』はそんな手の届く草の根の活動をこれからも行いたいと思っています。



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Comment

Name - けい  

Title - 

耕作人さんのお気持ち分かりますよ。やっぱり生活としての農業は観光農園と
別物だと思います。うちは見学は受け入れていません。時間がないのと病気を
牛舎に持ち込まれる可能性もあるからです。子供に牛を見てもらってもそれが
消費に繋がらないじれったさも感じています。
私はブログは特に高邁な目標もなくやってます。(笑)
ただ書くことが好きだからかな。純粋に。ブログで知り合った方はそれぞれ素晴らしく
そのことに改めて感謝しています。人の縁の素晴らしさに感激したり。
来年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。
2008.12.26 Fri 20:56
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Name - 耕作人  

Title - 

 ◎けいさん
遊びなら他でやってもらった方が楽しめると思います。
けいさんからのコメントで改めて思ったのですが、うちでやる体験はどちらかと言うとプロ志望なら面白いかもしれません。
今度その辺りの事も書いてみます。

けいさん、ご家族の皆さん、牛さんも良いお年を。
2008.12.26 Fri 23:59
Edit | Reply |  

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