「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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適地適作 

運良く新規就農できたら。
って事で、前回は野菜の品種選びの事を書きました。

で、今回は【運良く新規就農できたらシリーズ】(いつからそんなシリーズが?)の第二弾!
って「!」マーク付けるほど大げさな話ではありませんが、野菜と土の相性。
適地適作のお話。


人間にも適材適所と言う言葉があるように、農作物にも適地適作って言葉があります。

多くの農業参考書にどの土質にはどの野菜を、って事はたくさん書いてありますので、細々とした事はそうした書物を参照ください。

って、それだけ書いて終わりでは寂し過ぎるのでもう少し詳しく。

以前TVでやっていた事を一例に挙げてみましょう。

『ある新規就農者が荒地(耕作放棄地だったかな?)を借り受け、指導されるがままプラウだかユンボでだったかは忘れましたが、機械を使って転地返しをしました。
転地返しなので下層の粘土質の赤土が出てしまい、土塊がゴロゴロ出来てしまったそうです。

そんな土塊ゴロゴロの土質で玉ねぎを栽培したところ、肥料やら堆肥やらを使っているにも関わらず、まったく大きくならずに初年度を終了してしまったそうです。』



可愛そうな指導をされたものです。
最近はうちの地区でもプラウやプラソイラーでの深作をしている農家さんはいますが、その後の作付けを見ていると、たいていキャベツやらブロッコリーやら細かい根っこの生える作物を作っています。


玉ねぎの根はある種独特です。
玉ねぎのあの根っこは主根なのか、細根なのか私は知りませんが、とにかく養分を吸い取るのが弱そうな根っこをしています。
玉ねぎは肥料食いとも言われますが、私は養分吸収率が悪い作物なのではないかと感じています。

そんな中を下層の養分が乏しいと思われる土質で栽培したのですから、失敗しても当然かもしれません。
うちの地区の農家さんが深作をしても玉ねぎを作らないのは、経験的にそんな事を知っているからだと思います。


またうちのように無肥料栽培をするなら、もっと適地適作は慎重にならざるを得ません。

何回も書いていますが、新しく借りた畑はとても熟畑とはいえない状態ですので、レタスですらあまり育ちませんでした。
レタスなんて比較的肥料っ気がなくても育つ作物だと思っていたのですが。

その畑にはマメ科を中心に作付けするつもりでいます。
マメ科は窒素を蓄える菌と共生できるのですが、現に今のところ問題なく育っています。

また別の畑の話ですが、一昨年にほうれん草作ったときには良く出来たのに、今年はサッパリなんて事も起こっています。
(同じ畑内で違う作物は良く育っている)

こんな感じで土質というの一年一年で違ってくる事もあるようです。


またどの参考書にも書いてありますが、やはり根菜類を栽培するなら粘土質より砂壌土のような砂交じりの畑のほうが良く育ちます。
かと言って、サトイモのような根菜は逆に粘土質でも出来るなんてこともありますし。


その見極めが難しくも面白くもあります。


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