「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

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昨日のTV 

昨夜はカンブリア宮殿を見ました。

トップリバーと言う農業法人の社長さんが出ておられました。
普段はあまり会社名などを出さないのですが、今回は思うところがあって出させていただきます。
トップリバー関係者様がこのブログをもし見つけたとしたら、最初に書いておきますがお名前を出すことをお詫びいたします。


愛知県ではトヨタのお膝元という事もあって、非正規雇用の失業者が全国一位の10,000人ほどいるそうです。
 (悪い記録で県民としてはお恥ずかしい。。。)

そんなご時世のせいか、今回はもっと農業に人を呼び込めないか?
または農業を志さないか?見たいな感じで最終的な纏めに入っていました。

このこと自体には賛成でもあるのですが、但し仕事がなくて「とりあえず農業を」と言う気持ちの方ならお断りです。
真に農業をしたいと思う方は大歓迎ですけど。


こちらの会社の経営方針に関しては概ね何もいう事はありませんし、成功もされているようなので、ビジネスモデルとして真似たい方はどうぞと言う感じですが、

ただ一つだけ!

シックリこないことを仰っていました。


農業は昔から天候一つで収穫量が大きく左右されます。
台風なんかが直撃した時にゃ、それはもう大変です。
夏の干ばつも深刻な問題です。


しかしトップリバーさんの考え方だと、自然災害による言い訳は甘いらしいです。
契約した先への供給に穴を開けることになるので、そうした自然災害で不作の場合には、他所の産地から買ってでも納品し、穴を開けることなく信頼を勝ち取るのだそうです。

ビジネス=約束事ですからそうした努力をするのは、もしかしたら当たり前なのかもしれません。


しかし、どうなんでしょう?
私の頭の構造が前時代的なのかもしれませんが、それなら態々リスクを犯して生産法人を作らなくても、単なる流通会社で良いじゃないですか?

他所の地域から買ってきて、それを自社の野菜として売る。

どうしても一生産者としてシックリきません。

私はレストランに野菜を卸しています。
卸し先のレストランさんによっては、私の名前を出して料理を提供されているお店もありますし、そうでないお店もありますが、私個人としてはそれはどちらでも良く、自分自身でキッチリ栽培した野菜を卸すという事に主眼をおきたいと思っています。
  (もちろん名前を出していただいて料理を提供していただければ、なお嬉しい)

私が栽培した野菜=『あぐりーも』であり耕作人の代わりなのですから、他所さんで栽培した野菜はやはり『あぐりーも』の野菜として販売するには抵抗を感じてしまいます。


それで例え自然災害で収穫がなくても、ある意味仕方がないです。
だって、農業は自然との協調協和と闘いなんですから。


流通側からしたら穴を開けることなく供給してくれることは、本当に有難いことでしょう。
それは良くわかります。

しかし、その法人なりその農家さんなりが生産した野菜を販売することが、本来の産直の姿のような気がします。
自分で栽培したからこそ、堂々と自分の名前を出して販売できる!
私個人はそうありたいと感じました。





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Comment

Name - たつま  

Title - 

先日は遠いところ有り難うございました。
うちの畑を見ても、なんの役にも立たなかったと思いますが・・・

この放送、僕も観ようと思って録画してあります。
まだ観てないけど、観る前から大体想像は出来てました(笑)

他所から仕入れてでも「自社」のものとして売るのは解せませんねぇ。
拡大解釈したら、産地偽装?(ちょっと違うか・・・)
先日も畑で一緒に話したように、「とりあえず」という考えでは続かないし、それは雇用の受け皿とは言えませんよね。
「景気回復したら、もとの場所に戻ってくんでしょう?」と聞きたい。

ビジネスである以上「約束事」は必要ですが、自然との共存作業でもある農業。
そこで起こるリスクを生産者側が全て負うのもどうかなぁ、と僕は思ってます。
防ぎきれない時は必ずあるし、不自然さ(上手くいかない)がむしろ自然なことなんじゃないの?って僕は思ってます。

と偉そうに言ってますが、「お前は栽培技術を上げろよ!」と自分で突っこんでおきます(笑)

録画したけど、こりゃ観なくてもよさげですね。
2009.01.14 Wed 00:27
Edit | Reply |  

Name - けい  

Title - 

>
しかし、その法人なりその農家さんなりが生産した野菜を販売することが、
本来の産直の姿のような気がします。自分で栽培したからこそ、
堂々と自分の名前を出して販売できる!私個人はそうありたいと感じました。


私も耕作人さんに全く同感です。(座布団4枚!)
産直というならそうあるべきで他者からでも
仕入れて(私も偽装に繋がる懸念を感じます)
という方は問屋をやれないいと思います。

失業者の受け皿に農業を。という考え。
まるで戦前の満州の開拓団みたいで.....。
あれがどれだけの悲劇を生んだか政治家なら
考えて欲しいですよね。


2009.01.14 Wed 14:22
Edit | Reply |  

Name - 耕作人  

Title - 

 ◎たつまさん
せっかくですので録画も見てください。
僕と違う感想を持つかもしれませんし。

自然災害のときは仕方がないように思うんですよね。
全国満遍なく台風被害があったらどうするんでしょう?
そんな事はありえませんが。。。

>、「お前は栽培技術を上げろよ!」と自分で突っこんでおきます(笑)

自分にも突っ込んでおきます。




 ◎けいさん
本気で農業(家畜も含めて)するなら、応援してあげたいですよね?

それよか今回の他社からでもと言うのは、ホンとシックリ来ません。
よれなら流通商社にすれば良いのに。

2009.01.15 Thu 13:32
Edit | Reply |  

Name - SideValley  

Title - 

初めまして。

東京でマッサージ業をしているSideVallyと申します。

全く異業種の私ですが、「カンブリア宮殿」のトップリバーさんについて、疑問を感じ検索しているうちに辿り着きました。


僕もブログでこの件について記事を書いたのですが、なにぶん農業のことを全く知らないものですから、何らかの違和感を感じて、書きたいと思っても、どんな風に書いたらいいのか分からなかったのです。が、あぐりーもさんのブログを拝見して、なるほど!と思いました。


> 他所の産地から買ってでも納品し、穴を開けることなく信頼を勝
> ち取るのだそうです。

自社の生産物に対して健全な意味でのブランド意識が持てないか、緊急時には自社ブランド以外の生産物の納入もあることを契約時に織り込み済みなのか、分かりませんが、いずれにしても、この芸当は現状のシステム・・・つまり直接取引きではなく、中間の市場があるからできることですよね?もしくは契約農家から買い上げるか。ただしこの場合、この契約農家がサイドリバーさんのようなスタイルで農業を営んでいないことが前提で、結局、現状のシステムに依存してますよね?


こういったことを疑問に思いながらも、ブログの最後は何だか曖昧な言葉で締めくくってしまいました^^;


素人が口を挟んで申し訳ありません。



僕は野菜が好きなので、美味しい野菜が食べたいです。ただし、自分の好む野菜を一年中食べたいとは思いません。

「足るを知る」ということを、消費者側がもっともっと身に付けていかなければいけないなぁと思います。



お身体に気をつけて、お仕事頑張ってください!
2009.01.15 Thu 13:38
Edit | Reply |  

Name - 耕作人  

Title - 

 ◎ SideValleyさん
コメント有難うございます。

トップリバーさんに関して栽培方法とか云々もありますが、企業としての成功(売り上げ)だけを見れば凄いと思いますが、ただそれだけで感動も参考にしようと言う気も全く起こりません。

よそからの仕入れのルートまでは放送されていませんでしたので、推測であーだこーだ言う事は止めておきますが、栽培基準が同じなのか?との疑問と、産地の表示はどのようにしているのか?との疑問は生じています。

最後の励ましのお言葉有難うございます。
ボチボチと頑張らさせていただきます!!

2009.01.15 Thu 22:09
Edit | Reply |  

Name - 佐藤健一  

Title - 

こんにちはふきのとう自然農園の佐藤です。
先日はありがとうございました。
赤ちゃん、誕生おめでとうございます、いよいよ農業に
力が入ることと思います。
頑張って下さい!

同じ無肥料栽培でも人によって味が全く違ったり、
畑の場所によって、昨年のように秋の旱魃で味の
乗りがや生育がいまいちだったりと、特に無肥料栽培は天候(温度、雨量、日照率など)でほとんど決まって
しまうと思います。
私もお客様から「他の無肥料栽培も・・・」とも言われ
ますが味に責任が持てないの販売しておりません。

やはり耕作人さんの意見に私も賛成です。
2009.01.16 Fri 12:34
Edit | Reply |  

Name - 耕作人  

Title - 

 ◎佐藤さん
今年から午前中のアルバイトをやめて、ようやく農業一本になります。
頑張ります!!

無肥料栽培と天候の関係はホント微妙ですね?
名古屋は秋ではなく、夏が旱魃でしたが、それはそれは悲惨なモノでした。

上記の記事はどのような契約で他所の産地から仕入れるのかまでは放映していなかったので詳細は分かりませんが、少なくとも自分の所で栽培していないのは確かだと思います。

産直の意味と安定供給への疑問を感じさせられる内容でした。

2009.01.17 Sat 13:20
Edit | Reply |  

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