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「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

堆肥と表層土 

さて、先日強粘土質の畑に堆肥を投入することを決めたと書きました。

ここの畑の作土層はせいぜい15cm程度です。
その下の層はというと、水分が多目の水はけがあまりよくない粘土質の土目です。

表層自体も降雨後はぬかるんで、靴はすぐに泥の塊だらけになるという状態です。


今回堆肥を入れる目的は、この表層土を改善したいとの考えからです。

植物の根は下層の水分を求めて下に向かって伸びる根っこと、表層の微生物が分解した養分を求めて横に伸びる根っこの2種類があります。

不耕起栽培でも作物が育つ理屈は、この表層を大切にするからだと実感しています。

たとえば自然農の川口由一さんは表層をとても大切にします。
種を蒔いたり、定植をした後などに、米ぬかや油粕を撒いて表層の微生物の活動を活発にする起爆剤としてもちいています。

これは彼一流の方便で「肥料」ではなく、「補い」という言葉をもちいていますが、簡単に言ってしまえば無肥料栽培ではなくて、有機栽培の部類に入るだろうと思って、通常の私の土作りでは行わない作業です。


ただし、この表層を大切にするという事柄は理屈にあっていると思うし、米糠とかはいれてませんでしたが、雑草マルチで4年ほど不耕起栽培をした経験から体感している事柄もあります。

表層を大切にすることで、徐々にではありますが下層にも団粒構造が浸透していくのです。

それは水分を求めて下に伸びる根っこの力で土を砕いていくのだと感じています。
一番最初に借りた赤土の粘土畑は、当初こそ支柱も30cmほどしか刺さりませんでしたが、今では90cm程度刺さるようになってきているのですから。


堆肥を入れるといってもロータリー爪の届く範囲は20cm程度ですから、表層をちょっとだけ弄った程度に過ぎません。
今回の畑に関しては表層を大切にするとともに、相反する事柄ですがサブソイラーで下層の土の中も切っていっています。


但しこれも十分ではありません。
サブソイラーの届く範囲はせいぜい40cm程度。
これより深い硬粘土層を砕くのは、やはり雑草や麦類など植物の根の助けを借りなくてはいけないと考えています。





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