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「自然農園あぐりーも」fattoria naturale Agri-Mo イタリア野菜・西洋野菜・愛知の伝統野菜を自然栽培で! 

愛知県大府市にてイタリア野菜を始めとする西洋野菜と、愛知の伝統野菜を中心に栽培し、                                   イタリアンやフレンチのレストランに野菜を販売している農家です。

どこまで許せる? 

先日、とある農家さんと一言二言話す機会があった。

その農家さんも無農薬で野菜を栽培してらっしゃるのですが、虫食いの野菜は正規の価格では一切出荷しないんだそうです。

「無農薬の野菜だから虫食いがあっても仕方がない、などと見られたくない。」

という信条からだそうです。

大変立派だと思うのと同時に、少し寂しさを感じました。

例えばほんのちょっぴりだけの虫食いの葉野菜があったとしても、私は出荷してしまいます。
勿論本当は綺麗な状態の方が、購入する方にも喜ばれることは十分に分かっています。

しかし、単なる商品としての野菜ではなく、命ある野菜として捉えた時に、少しくらいの虫食いで処分してしまうのは物凄~~~~~く可哀想な気持ちになってしまいます。

さすがにレース状にまで食べられてしまった野菜を出荷することはありませんが、数箇所くらいの虫食いの物は出荷してしまいます。

判断の基準は、仮に自分が調理する時に「これくらいなら千切って使えるんじゃない?」と至極曖昧な基準ですが、せっかく芽を出し虫に食われながらも頑張って成長した野菜を、少しでも成仏させてあげたいとの思いです。

勿論、こうした虫食いの野菜は優先的に私のお腹に入ります。
お客様にはできるだけ綺麗な野菜をお渡ししたいのですが、今のところはかなりムラがあります。
正規の値段でいただく時も有りますし、物によってはお客様の了解をとった上でB品の低価格でお渡ししすることも有ります。

仮にA品ばかりを集めた場合、その手間賃と自然栽培という付加価値も加えると、かなりお高い価格を頂かないとといけないでしょう。
私は多少虫食いがあっても、今の比較的購入しやすい価格帯の方がお客さまには喜んでいただけるのではと思っています。


虫食いや、曲がってしまったナスやキュウリ、大きさの不揃いなど、市場規格で言ういわゆるB品。

あなたならまったく許せませんか?
それともどこまで許せます?

命ある野菜を頂くのに。


(この感覚、生産者の単なるエゴでしょうか?)




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